水の輸送は、ポンプが発明されるまでの長い間、もっぱら自然の川の流れと同じように、流れの上流と下流の位置の高低差、水の持つ位置エネルギーを輸送の原動力として利用してきました。このような流れを「重力流」といいます。

 



紀元前、古代ローマ人はローマ市という大都市を創り上げました。人口が集中し、良質の大量の水が必要となり、市内を流れるテレべ川の水質は飲料に適さず、かつ井戸の雨水の貯水だけではまかないきれなくなりました。

紀元前322年、古代ローマ帝国に初めて水道が建設されました。ローマ市内の人口密集地に清潔な水を供給するために建設されたアッピア水道です。その後、ローマの人口は増え続け、220年ごろまでの550年間に11本の水道が増設され、総延長は500kmにも達します。

500年も使い続けられる建造物を昔の人はどのようにして作り上げたのだろう!?

現代の水道はそんなに長く使えるのだろうか?


『参考資料』

https://www.ebara.co.jp/waterhistory/vol001.html