再設計で最初にやったこと。
増やすことじゃない。
削ることだった。
正直、怖かった。
固定費を見直す。
毎月当たり前に払っているものを疑う。
サブスク。
不要な経費。
見栄で維持していたもの。
「これ、本当に必要か?」
何度も自分に問いかけた。
一番きつかったのは、
“プライドに関わる支出”だった。
見栄のための出費。
体裁のための経費。
断れなかった付き合い。
削るというのは、
お金を減らす行為じゃない。
“幻想を剥がす”行為だ。
今まで「必要」と思っていたものが、
実はただの習慣だったと気づく。
痛い。
でも、そこを通らないと変わらない。
削るたびに思った。
「こんなに余計なものを抱えていたのか」
固定費が軽くなると、
呼吸が楽になる。
売上を10万円増やすのは大変だ。
でも、固定費を3万円削るのは
今すぐできる。
しかも効果は“毎月”。
再設計は、
派手な勝負じゃない。
静かな整理だ。
削った分だけ、
未来の自由が増える。
あの日から僕は、
増やす前に、削る。
それを徹底するようになった。
続く。