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ラリーカルトンを語ろう

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昨日のグラミー賞話題から、少しラリーカールトンの話しを。

60年代~70年代のハードロックムーブメントが一息ついた頃、フュージョンと
言われるロックとジャズの中間みたいなカテゴリーの音楽が脚光浴びた時期があり
ました。
カテゴリー自体は、レコード屋さんが勝手に作ったものでどうでもいいけど、LA
のスタジオミュージシャン系の人達が、人のバックだけでなく、自分達のやりたい
音楽を自分の名前でやり始めたということでしょうか。

スタジオ系の人達なので、当然ペンタトニック一発のロックギタリストと違い、様々
なテクニックをお持ちで、それが非常に新鮮でした。

そんな中、ラリーがギブソンのES335を抱えて、僕の部屋にもやってきました。
インストゥルメンタル、聴きなれないフレーズ、カラフルなギターのトーン、ある
意味カルチャーショックでした。

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有名なアルバム、「夜の彷徨」です。
1曲目いきなりメイジャー7のコードカッティングから始まり、メローなギタートーン
が耳に飛び込みます。
頭の中でフレットボードを縦横無尽に行き来するラリーの指が見えるようです。
あー、ギターってこんなに弾けるんだって思ったのを今でも覚えています。
やがて、自分も弾きたい、あんな音が出したいとなります。

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ギブソンのES335です。
それまで、レスポール、ストラト、SGといったところが当時の人気ギターだったのが、
いきなりセミアコです。
セミアコというだけあって、アコースティック~ソリッドのおいしいところを取った
みたいな所が、スタジオミュージシャンの彼らには便利だったのでしょう。
たしかに一度このギターに慣れてしまうと、レスポールはちょっと暴れるなーと思うよう
になります。
当時ギブソンはまだ高かったので、グレコのコピーをローンで買った記憶があります。


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「アローン・バット・ネバーアローン」です。
このアルバムはショックでした。
この幻想的なジャケットを超越した音がこの中にあります。
全編アコースティックです。
ラリーはどちらかというと、ブルース、ロック系のフレーズを多く使うタイプなのですが、
これは別世界。
こんな懐があったんだというショックです。
アコギ一本でまるで絵画のような、映画のワンシーンの様な情景が、聴こえ、見えます。
ゆっくりした気持ちになりたい時、ロマンティックな気分になりたい時。
部屋の明かりを消して、キャンドルでも灯して聴いてみて下さい。
満天の夜空に、無数の星が見えますよ。
正にジャケットそのもの。