あれから、2日が経った

サークルの飲み会でいい感じに酔った私は、調子に乗って2日連絡が絶った彼に、


「〇〇くんと飲みに行きたい」


と送った


すぐに返信がきて

「どうした」

と言われた

この時、私はとてつもなく幸せの最高潮に達した。
よかった、彼との関係はまだ終わってはいないと確信した。

どうしたという言葉がこんなにも嬉しく思えるなんて、本当に夢見心地のような気分だった


そのあと、私は

「酔ってる」

と返した。

すると彼は


「しんど」


とだけ送り返した。

その瞬間、ガラスの心がパリンと割れた気がしたが、やはりこの酔いには適わず、気分はずっとよかった


しばらくして、彼は既読無視して、話は終了したかのように思えた


しかしその数分後、いきなり彼は私の名前を呼んだ

「なに?」と私が返すと、彼は




「俺なんかでいいの?飲む相手」



と返事をよこした。


「なんで?」

と聞くと彼は


「別に大した理由はないんだけどさ」
「誰かにそう思われるのって幸せだなと思って」



と言った。



「〇〇くんがいい」



私は思わずそう返した。




そのあと、お互いに必ず会おうということになった。

楽しみだねと言い合っていると、彼はこう言った。



「好きかも」









この瞬間、私は勝利を確信した。




かも



この微妙なニュアンスが彼の確たる恋心を象徴していた



彼を落とした


ついに




笑がこぼれ落ちて私は思わずベッドの上で手足をジタバタさせた




私だって彼が好き


彼が私のことを思う気持ちよりずっとずっと


私は彼のことが好き



会いに行こう、東京へ。



私はそう思った。