ここのところ、保育士による園児虐待のニュースが多かったですね。

これは氷山の一角で、静岡のような酷い虐待とはいかないまでも、あきらかに不適切な保育や、子どもの気持ちに寄り添わない保育をしている所はかなりあると思います。

このような保育がまかり通っている園は、大抵、園長から腐っています。

腐ったみかんはどんどん侵食して周りを腐敗させていきますからね…

児童福祉に限らず、社会福祉の現場には特有の闇があります。

私は保育園勤務していないけれど、周りに保育士は多いので情報はそれなりに入ってきますが…

そりゃ病むよな…という職場がとても多い。

上下関係が厳しく上の言うことは逆らえない。

たとえそれが保育的にも法律的にも間違っていても「こんなのおかしい…」と思いながら言うことを聞かざるを得ない。

逆らうと露骨なイジメに遭う(イジメではなく指導だと言われる)。

こういう園がザラにあるため、そこで働く保育士が次々に病んでいき、それが子どもへの不適切な行為に発展してるんじゃないかな？と思います。

保育園は未だに男性保育士が少なく女性ばかりな上に、色々と勘違いしているお局が多く、昔の保育と今の保育は違うのに、古いやり方のまま、若い保育士にもその通りにさせようとする人達がまだまだ蔓延っています。

私の友達が職場でパワハラに遭っておりまして、何ヶ月も休職しています。ずっと相談に乗ってきてはいますが、なかなかに酷い。

（決着をつける目処は立ちましたが）

福祉の現場って、その仕事しか知らず、視野が狭い人が多いと感じます。

あと、自分の意見や主張をしっかり提示できない人が多く、何か言われると「きっと自分が悪いんだろうな」と感じてしまいがち。

それが正しいとは思っていなくても、流されてしまう人が割と多い気がします…

そもそも何が正しくて何が間違っているのか、そこしか知らないから判断できないんですよね。

風通しが悪い業種である事は確かなので、もっと外の世界から色々と取り入れたほうがいい。

ホワイトに見せかけたブラックな職場も多いですからね…

まぁ、それができる園長や施設長は相当気概がある人じゃないと厳しそうですが。

保育士が毎年一定数辞める園は、だいたい所内虐め、パワハラ、不当労働行為があり、保育士が病んでいることが多いので、児童虐待のリスクも高まると思います。

保護者には裏の顔を見せないので、わかりにくいとは思いますが…

事件が相次いだので、保育園側はかなりピリピリしております。

これでまた、保育をよくわかっていないような経営側が一方的に保育士を締め上げ、さらに闇（病み）は深まっていく気がしてならない。

子どもが嫌いで保育士になる人なんていないんです。これは私の周りの保育士、皆同意見。

適切で丁寧な指導、実践に役立つ研修、虐めやサビ残などのないホワイトな職場環境があれば「保育って楽しい。やりがいがある。」って思いながら子どもにも保護者にも安心を与えられる保育士に成長していけるはず。

私は相談員をしながら、たまに保育士として現場に入ることもあるんですが、「保育の仕事は楽しいな〜」って思いますもん。

うちのデイショート（いわゆる一時預かり保育）は職員の上下関係ないから気楽で。

できれば相談と保育の仕事を半々ぐらいにしてほしいくらい(^_^;)

現場に戻りたいなぁ〜って何回も何十回も思ってはいますが、来年もたぶんSWです。

今の仕事ってほんと難しい…前職の時みたいに自信をもって仕事ができない。正解なんてない仕事だって頭ではわかってるけど、間違っていないのかがわからなくて、不安が募る。子育てにも正解はないけれど、子どもは日々吸収し成長する。でも大人相手ですからね…

ちなみに相談の仕事だけではなく、営業活動とかイベントや講座の計画とかSNSの開設とか、ほとんど1人でやっていて、時々保育もやってる…もはや何でも屋。

未だに迷走し続けています…（最後は愚痴になってしまった…）

先日、友達の誕生日祝いでランチ＆カフェをご馳走しました。

ここのカプチーノ＆マカロン、美味しかった♫

保育現場の闇