過去の恋愛を振り返り

思い返すと傷付いたことが

よみがえる



そして彼に対して

素直になれなかった私

怖かった自分への

後悔が押し寄せてくる



それは「恐怖」そのものだった



発狂するくらいの感情



胸が苦しくて張り裂けそうだった



痛くて、痛くて

身動きが出来なかった



彼に出来なかったこと

してあげられなかったこと

後悔、罪悪感でいっぱいだった



どんなに後悔しても

時間は戻らない



言葉では表せない

産まれて初めて味わう痛み



送られてきた彼女の写真が

頭から離れなかった



頭がおかしくなりそうだった



良く彼が言っていた



頭がおかしくなりそう



彼はずっとこんな感情を抱えてたのだと

彼の言葉を信じれなかった自分を

心の底から悔やんだ



一緒にいた頃の純粋な彼の愛が

痛いほど今になって理解出来た



どんなに泣いても彼はもう帰ってこない

彼の隣にいるのは私じゃない‥



どうして素直になれなかったんだろう

どうして気付かなかったんだろう



彼に彼女が出来て初めてわかった

私はずっと怖かった

愛を受け止めるのが怖かった

傷付くのが怖かった

本当は愛されたかった



今、初めて心からわかった気がした

後悔してもしきれない

産まれて初めての懺悔に近い感情



今までしてきた数々の恋愛

何でもいいと言われてきた

表面だけの上っ面な愛情だった

彼から言われた言葉



私は本当に愛されたことがない



その意味が痛いほどわかった



時には不器用過ぎて

わかりづらく

とても感情的で厳しいものだったが



彼はずっとずっと

私を心から愛してくれていた



失って初めて気付いた



どんなに後悔しても

あの頃の彼は帰ってこない



一週間ひたすら泣いた



ボロボロの雑巾のようだった