彼との出逢いは突然だった。


知人の紹介で初めて会った

遠くから見ても何故か目が離せない。

昔から知ってるような

懐かしい感覚。


話してみると偶然にも

私の後輩を知っていた事もあり、

初対面なのにかなりお酒を飲み、

普段の私では

考えられない言動だった


なんでこんなに自分が

大胆になれたのか

今でも不思議。


お酒の力なのか、なんなのか‥

今思い返しても恥ずかしい。。

可愛い後輩を茶化してるような、

そんな感覚だったのかな。



みんなとは離れ、2人でお店を出た。

急に手を繋いできて、

お酒の力もあったのか

キスをしてきた。


初対面なのに。

初めて会ったのに‥。


軽すぎる‥


でもドキドキが止まらなかった


そのまま2件目のカラオケ

私もかなり酔っていて

記憶が曖昧のなか

付き合う付き合わない

そんな押し問答の中、

突然彼の電話が鳴る。


私「誰?出ないの?」


彼「彼女っていうかセフレ」


私「そんな軽い人とは付き合えない笑」


彼「もしもし」


女「何してるのー?遊ぼー」


彼「今彼女が出来た」


女「えっ?何?どういうこと?」


彼「真剣に付き合うことになった」


女「サイテー」


ガチャっ!(電話切られる)


彼「俺もう帰れないし、こっちに泊まるので、何もしないので一緒にいてもらって良いですか?」



普段なら絶対帰るのに

どうしてだろう‥

何故か一緒に居たかった。


信用させてと言った私に、

彼は何もしないという約束をした



お互いの自己紹介。

私はその当時

旦那とは別居中だった。



正直こんなお酒もかなり入った、

すごい軽い男だと思った人との

出逢い‥



まさかこれが

運命の出逢いになるなんて

思ってもみなかった。




普段とは真逆の私の言動が

引き起こした

2人の出逢い。





この日から運命の歯車が回り出す