う~~、思い通りに行かないことばかり。

困ったものです。

そしてこうしてネットを開くという・・・


さて、そんなこんなでアルバムレビューです。

今回は有線から聞こえてきた「ラフ」から辿りついた たむらぱん。

そしてまだそのときはラフの入っているアルバムが無かったので、とりあえず借りたのが


ブタベスト たむらぱん (2008.04.28)

ブタベスト/たむらぱん
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正直たむらぱんて なんかCM曲で有名になったイロモノだと思っていました。

しかもなんだよブタベストって、と。

が、このアルバムの1曲目の「責めないデイ」を聴いて反省・改心。

まだ結論は早いが、この曲はかなりいいぞと。

サビまでの流れも気持ちよく、サビはインパクトあり!そして曲もトントンと跳ねるように変わっていき…

次に続くのが「ぶっ飛ばすぞ」ではAメロのやわらかさとサビのポップさが面白い。

そして3曲目の「へぶん」へ…


何が僕の心をくすぐったかというとこの人の歌詞だと思います。


韻をいたるところで踏んでいる、つまり駄洒落な歌詞が多い。

例えばへぶんでは 平凡(へいぼん)→へぶん というコトバ遊びをしてますが、それが単なる韻の踏み方じゃなくてちゃんとストーリーとしても成り立っているから気持ちよかったんですよね。

こういった手法がこの人の魅力のひとつかなと。

コミカルな歌詞の一方でしとやかに歌いこなしちゃう感じがツボにはまりました。


このアルバム、全体を通していい曲が多いので、曲名をあげていったらきりがない。

だから聴いていて飽きが来ない。

かといってどれもがシングル曲っぽいかというとそうではなく、ちゃんとアルバム曲はアルバム曲っぽいから嫌味がない。

僕の中では名盤と称してもいいアルバムだと思っています。



ふぅ…


ちなみに、「ラフ」が入ったアルバム「ナクナイ」はすでに発売されており、先日聴いてみました。

正直ブタベストのような強い印象はありませんでした。

なんというかシングル曲(バンブー、ラフ、SOS)に引けをとらない曲が少ないかなと。

一方この3曲はホントに名曲なのである意味いいアルバムではあるのですが…

タイアップ曲が多かったというのも原因のひとつなのかなぁ。

まぁこの人のお仕事の一部ではあるので仕方の無いことなのですが。

やっぱりアルバムのためのアルバム曲の存在感がもう少し…

いや、いいアルバムであるとは思うのですが

全体的にかわいらしすぎたかなと。

なんてさ。