
[ エスカレーターとエレベーター、デパートで使うのはどっち? ]
どうも、最近再び目薬を差すときにドキドキし始めたあひるです。
さて、どっち?と聞かれれば、僕は三宅裕司さんの席へ…って懐かし!!
ゴホン。
さて、どっち?と聞かれれば、エスカレーターでしょうか。
どうもエレベーターって苦手なんですよね。
狭いところとか密室空間は大丈夫なのですが、止まっちゃったら怖いなっていう恐怖があります。
もしトイレに行きたくなったらどうすればいいのだろうとか、突然動き出してガタンと地面に突き刺さるんじゃないかとか考えちゃったりして。
まぁ最後に答えたのはエレベーターの原理からしてまずあり得ないことは図面引いたから知ってはいるのですが…
これらも閉所恐怖症って言うのかな?
それにエスカレーターの方は不思議な乗り物な気がして興味深い。
階段状のものが休むことなく動き続ける。
階段は歩くものであるという感覚を一瞬にして覆す合理さと怠慢。
自然と片方に並んでしまう日本人らしさを体感させる構造。
動いている機械に乗るという危険と安全性のバランス。
なかなか興味深い。
しかし、僕は正直、階段派。
なんたって8階にある研究室に毎回歩いて上るという人間なのだから。
もともと山登りは好きなのですが、たったひとつの昇降機を待つ時間がやるせないのです。
僕は横断歩道では青点滅で渡るのをためらうようなおっとり人間ですが、どうもエレベーターを待つ時間は苦手です。
そもそも苦手な乗り物にわざわざ長い時間かけて待ってまでして乗ろうとは思わない。
だったら歩いて上ってやるのさ。
その結果エレベーターに抜かれようとも気にならないしね。
階段を上るのは何一つ疑問はありません。
ただ、エスカレーターを歩いて上ることにはいささか躊躇してしまいます。
なんか、せっかく乗せてもらっているのにより早く移動しようと歩くなんて…
考えてみればエスカレーターだけじゃないのかな?移動手段の機械の上を歩いてスピードを増すというのは。
エレベーターも車も早い乗り物ですが、さらに自分が動くことで時間を短縮するようなものではない。
そして機械の上を歩いても危険度が少ない(ホントはダメよ)という絶妙なライン。
改めて考えてみるとエスカレーターにはなにか哲学的なものが隠されているのではないか?なんて思ったり。
エスカレーター…
機械工学と建築家の融合が生み出した機械。
人間工学の最たる機械。
この数十年後、エスカレーターに変わる機械は生まれるのだろうか…
ふぅ…
前にエスカレーターと階段が並んでいるとき、わざわざ階段を使うといったらドン引きされました。
いや僕は多少気遣いの出来る男ですから、もちろん友人といるときくらいはエレベーターを待つしエスカレーターを利用しますよ?
ただ、自分ひとりで動いているときくらい好きなように歩いたっていいじゃないか!!
そもそも階段には美があり…
という話をお酒の席で熱く語ったことは秘密です。