- サマータイム (新潮文庫)/佐藤 多佳子
- ¥420
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あらすじ
サマータイム
佳奈が12でぼくが11だった夏。どしゃ降りの雨のプール、じたばたもがくような、不思議な泳ぎをする彼に、ぼくは出会った。左腕と父親を失った代わりに、大人びた雰囲気を身につけた彼。そして、ぼくと佳奈。ひりひりして、でも眩しいあの夏。他者という世界を、素手で発見する一瞬のきらめき。
他収録作
五月の道しるべ
九月の雨
ホワイト・ピアノ
3人が出会った3人の思いを、それぞれの季節にのせて。
この本には夏、春、秋、冬の4つのストーリーが描かれているのですが、主要な登場人物は変わりません。
ただ、語り手がそれぞれの季節によって変わり、夏は弟の進、春は姉の佳奈、秋は広一、冬は再び佳奈がそれぞれの視点から時間軸を変えながらそれぞれの生活を描いています。
という作品の面白さがあったのですが、物語としてはちょっと物足りないかな(^▽^;)
きらっきらしているし、物語を支えるアイテムもなんかにんまりしてしまう様な輝きがあるしで爽やかな青春小説ということで楽しめます。
が…ん~…
さっと駆け抜けるような感じがないためか、淡々としすぎていているかなぁ。
そこがこの作品の良さではあると思うし、そこが結構気持ちいいのですが…やっぱり何かぐっと引き込むものがあったらなぁなんて…
でも佳奈の大人っぽさと子どもっぽさがいい具合に描かれていて、甘酸っぱさというのはこういう時期のことを言うのだろうなんて思ったりして。
全編通して優しい気持ちで読める作品だし、とても読みやすいので、気分をほっこりさせたいときなんかはぴったりな作品だと思いますよ♪
ふぅ…
ブログネタ:おかずとごはん、どっちが先に終わる?
参加中
この本とは全然関係ないよ、全然関係ないのですが、
僕はご飯が先になくなっちゃいます。
特別お米が好きだというわけでもないのですが…お弁当はなんとなくご飯から手をつけて、気がついたら半分無くなっていて…という状態になってしまうのです。
ご飯、おかず、ご飯、おかずって順番でいくと、なんかしっくりき過ぎるというか…そう思いはじめちゃうと、ご飯、おかず、ご飯、ご飯、おかず、ご飯、ご飯、ご飯、おかずって段々ご飯のペースが…
外で食べるときはある程度気にして、きれいな食べ方をするようにはしているんですけどね(^▽^;)
こう食べ始めるときに頭の中で何等分かに切り分けて、配分を考えたりして。
実家では母は何を考えているのか3人家族だって言うのにおかずを多く作り、たいして量を食べない3人家族なのにおかずが足りなければ何か作ろうかなんていい始める始末。
加減というものを知らないのですねぇ。。。
だから僕は、ご飯を食べ終えてからおかずを食べ続けたり、夜食として取っておいたりしていました。
でもですね、僕にはひとつのポリシーみたいなものがあって、シメはご飯がいいなぁっていうのがあるので、最後の一口だけは残しておくんですよ。
ご馳走様でした、でお米が終わると気持ちがいいんです♪