社長・芸能人・スポーツ選手、どれになりたい? ブログネタ:社長・芸能人・スポーツ選手、どれになりたい? 参加中

[ 社長・芸能人・スポーツ選手、どれになりたい? ]

今日で男子の体操競技が終わりました。
鉄棒ではメダル取れるかと思いましたが、世界のトップ3にはなかなかなれないものですね。
タイトルではなんかステキな言葉を引き抜いて使わせていただきましたが、冨田選手や中瀬選手には鉄棒は微笑みかけてくれなかったようですね。

今日の鉄棒を見ると、まさにびっくり技大会でした。
伸身のコバチが出るは、さらにそれをひねっちゃうは、ヴィンクラーなんて技までお披露目。
豪快な演技とはまさにこういう演技のことを言うのでしょうね。
たとえB得点の技の正確さが低くても(9.0以下)、A得点さえ高ければ(7.2だったかな?)中国のスー・ガイのように金メダル取っちゃうんですもんね。
その得点方式を象徴したのがアメリカの選手で、B得点は首位のスー・ガイよりも高かったものの、A得点が彼よりも低かったために、銀メダルでした。

僕は冨田の着地が失敗した時点であぁ~…と目を伏せ、得点表を見なかったのですが、多分A得点は6.5とかその辺だったのかな?そうなるとB得点でスーガイに勝つためにはB得点で9.7以上の点を取らなくてはいけません。どのようなミスが減点なのかがわからないのでなんともいえないのですが、きっとすごく厳しい点のはず。
美しい演技をする人たちには厳しい試合であったことには変わりありませんね。

ただ、ドイツのハンビュヘンの演技は好きです。僕がアテネ(だったかな?)のときに、メガネをかけたドイツ人のトカチェフの連続技を見て、おぉ~っと思ったあのメガネの人が、どうやらハンビュヘンなのでしょう。同じことしてたってだけで決めてかかってますが。
おそらくコバチなんかを車輪をはさんで続けることに比べたら評価は低いのかもしれませんが、見ていてすごいと思える演技でした。

あんな演技を見ると、僕も体操をかじってみたかったなぁと思うわけです。
もしあんなことが出来たら中学高校と、マット運動では体育館内に割れんばかりの歓声と拍手がおくられただろうにと思うわけです。
演技だってあんな技をやってみたい、こんな技をやってみたいとか思うわけです。

が、彼らには彼らなりの苦しみがあるでしょう。体を痛めつけて戦い、たった一度の演技に期待され、ちょっと着地がミスればため息が聞こえ、マスコミや世論には非難を浴びる(中国のハードルの選手のように)。
数年間の努力がたった一秒のミスで残念だったで終わってしまう世界に僕は身を投じることは出来ません。

それから僕は社長肌ではない。いや、正直社長としての力量はある気がするのですが、その力が及ぶ範囲は小さな会社程度だと自覚しております。そうですねぇ、生徒会長は出来ないけれど、学級委員は出来るみたいな。国会議員は身が重いけれど、町内会長なら出来るみたいな。

そうなると残るは芸能人。
いやいや、残るはといいましたが、むしろ芸能人は楽しそうです。
そりゃ当たらなければ厳しい世界でしょう。
俳優だろうと、お笑いだろうと、タレントだろうと。けれど当たったときの世界の広がりようは、僕の想像の中では一番広い気がします。さまざまな個性あふれる人と出会い、一緒に話をし、変なつながりが生まれる。
さらには芸能人の友達という僕らからしてみたら特殊なものと、一般人の友達という昔ながらの安心感の仲間とふたつの世界が存在し始め、二つの世界を生きることになるのでしょう。なんかそれが妙に変な感じがしてそうで、そこが面白そう。

なんといっても『電車に乗っても気がつかれないんですよ~』とか
『ビックカメラでお買い物したんですよ~』とか言って、えぇ~っとか、わぁ~っとか言われたいです。
だって…僕が電車に乗っても気がつかれないということも、ビックカメラで買い物することも、いたって普通のことなのに、それ以上に持ち上げてくれるのって妙な感じがしそうで楽しそうです。


ふぅ…
そういえば甲子園も昨日終わりを迎えましたね。つまるところ熱闘甲子園も終わった訳ですが…昨日の熱闘甲子園、ダイジェスト部分で完全に涙を流してしまいました。
あれぇ~…今年の甲子園はそれほど燃えなかったんだけどなぁ…それでも彼らの一瞬一瞬の戦いをまとめて流されるとこみ上げてくるものがあったようです。
ただひとつしっくりこなかったのは、福耳のテーマソング。
あれって杏子さんや山崎まさよし、スガシカオはソロで歌ってないような…なんか残念です。やっぱ熱闘甲子園最大にして最高の曲は、スガシカオの夏陰でした。