
[ 怖い話、教えて!! ]
世の中怖いものなんていっぱいあります。
昔は地震・カミナリ・火事・オヤジなんて言っていたようですが、今はオヤジの怖さは意味が違って取れたりするあたりがまた怖いとも感じます。
しかし、僕のオヤジは怖い人ではございませんし、何よりコルァァァァ!!!と怒られるようなカツオ君タイプではございませんでした。
火事は起きないよう気をつけていますし、カミナリはドキドキはしますが、強気で立ち向かっていけます。
地震のような天災はどうしようもないといったら見も蓋もないのですが、僕の力では生きることを信じるしかございません。
僕の地元は昔から大きな地震が起きるぞぉぉぉ!!!と言いながら全く起きない不思議区域ですから、こっちは妙に拍子抜けしているくらいです。
いやいや、そうはいってもここのところ大きな地震が各地で起こっていますから、油断は禁物でしょう。
おいおい、このネタはそんなことじゃないだろうとお叱りを受けるかもしれませんので、少し修正しますが、じゃぁ怖いものってなんだ?ということですが、僕は怖い話、お化け、霊体験なんてものは大して怖いと思いません。
怖い話は僕の想像力が豊かすぎて、美しい白い着物の女性は、びっくりするくらい美しくなるし、ルームミラーに写った美人さんが豹変したおぞまし顔はどうしてもかわいい娘のヘン顔にしか想像できません。
そもそもおぞましい顔が想像できません。
お化けには出会ったこともないですし、幽体離脱も何度か試みましたが、体が抜ける前に意識が先に抜かれ、深い眠りについてしまいました。
じゃぁホラー映画はどうだ!!ってことでホラー映画を何度か見ましたが、さすがにあれは怖いものがありました。なんせ僕の想像するようなもの以上に皆さん青白い顔をされているのですから。さらに効果音はその名のとおり見事なまでの効果を僕に与えておりまして、息を止める瞬間なんてものはよく訪れます。
そこで一度重要な場面で音だけ消して見てみたのですが、まぁ不思議、怖いものなんて1個も無く、淡々と物語が進んでいくだけとなりました。
僕にとっての恐怖は音であるという結果が導き出されたのだ、というと、さっきの怖い話からすると多少矛盾するところがあり、やはりお化けはそれほど怖くないということになってしまいます。
そんな僕ですから、怖い話をしろといわれてもどんなものが怖くて、どう話したら怖さが引き立つのかもわかりませんので、今回はぞっとするような作品を紹介しようかと思います。
ちょっと待てと、僕にとって怖いものはお化けではないと言ったじゃないか、そういいたい人もいらっしゃるでしょう。しかし僕にだって怖いものはございます。
それはウソでございます。
フォーン・ブース
- フォーン・ブース (BEST HITS 50 期間限定)
- ¥1,340
あらすじ
都合のいい嘘をついていくことで自分に利を見出す広告屋:スチュ。様々なゴシップ、事件を売り、顔を売る。
そして今日も妻に携帯の履歴でばれないように公衆電話から新人女優パムと連絡を取る。
万事いつもと同じ状況だ。
万事いつもと同じ状況だ。
しかし、パムとの通話後、その公衆電話が鳴り響く。それを躊躇しながらも受話器をとってしまうスチュ。
それが地獄の始まりだとは思いもせずに…
公衆電話という小さなスペースで81分ノンストップで突き進む、サスペンス。
僕は嘘つきですから、ちょっとした嘘をよく付きます。
あれみた?
見た(嘘)。
よかったよねぇ。
うん、でも僕はあれの方が好きだな。(その後その作品を見てみるとこっちの方がよかったりすることもあります)
なんでこんなウソをつくのか~と言えば、少しでも話が盛り上がればとの僕なりの気配りですが、話力が乏しいとあっという間に泥沼にはまります。もう見事に動けなくなります。
いやいや、こんなものは序の口ですと世のおじさま、もしかしたら奥様方も言うかもしれませんが、学生の嘘なんてこんなもので、でも意外と痛い目を見るものです。どんな目にあったかと言うのは…また機会があれば。
スチュも見事に痛い目を見るわけですが、サスペンスなのでどこまで話していいのかわかりません。
ので、何がこの作品の良さなのかということを述べますと、
81分という時間を電話ボックスという個室のみで展開していくシナリオ力。シナリオ『か』ではありません、シナリオ『ちから』です。
それから、コリン・ファレルの演技力。
僕は英語がさっぱりなので、台詞回しが上手いのかどうかはさっぱりなのですが、それでも雰囲気は出ていたという点では良かったのではないかなと。
この映画・映像ならではの構成力に負け、もう何度も見直しています。
何度も見ているのにウソをつき続けてる僕は学がないのかもしれませんね。
ちなみに言っておきますが、この作品にろくろっ首だの口裂け女だの井戸から顔覗かせる女性は出てきません。
そうですね、女性はただのサスペンスと取るだけかもしれません。
…ふむ、見事にネタからずれてしまいました。
これでは最後まで見てくれた方に申し訳ない。
でもさ、僕だってここまで幽霊を信じないなんていってきた僕ですよ?
あなたの後ろに青白い顔の女性が見えてしまったなんて言えません。
ふぅ…
またしても向こう側の質問の問いになってないものを書いてしまいました。
君!朝食は食べたのかね?
僕は目玉焼きが好物です!
そんな会話、聞いてる方はたまったもんじゃありませんが、しゃべってる方は普通なことを言ってると思い込んでいることが多いものです。困ったものです。
というか…今日の記事無駄に長くね?
↑と思い、記事をアップした後に読み直して見ましたが、いつもとほぼ変わらない長さでした。
ん?じゃぁつまり、いつも無駄に長いってことだな。