
[ あなたの周りの「未解決事件」教えて! ]
ふぅ…とまず大きなため息。
さて、このネタのもとは「コールドケース」という海外ドラマらしいですね。
迷宮入りのみ解決事件を解いてくなんてテレ朝の深夜ドラマにも似たような設定のものがありましたが…どうやらテイストは全く違うようですね。というか時効警察はもうほとんどコメディードラマ!?
それでもこういったものに弱い僕は見てみようかなぁと思いサイトを開いたらまぁ大変!もうパート4じゃないですか!!∑(-x-;)
挫折。。。
非常に残念ですが挫折。。。
僕はパート1や第一回を見逃すとその後を見る気がなくなってしまいます。
かといってパート1から見る時間も気力も無いので、この作品とは縁がなかったということで…
そんな僕の未解決事件。
それがアガサクリスティー作の『ひらいたトランプ』(だと思う…)
僕は中学に入った頃から読書というものに目覚め、しかし、本の面白さとは何かをまだ知らなかった僕は「ぼくらのシリーズ」(完全制覇しました)や推理小説を読んでいました。
ほとんど宗田さんの作品か、赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズばかりで見事に偏った本の選び方…いや、そう考えると今も結構偏って読んでいるなぁ…まだまだ本の面白さがわかっていないのかな?
そんな僕がたまには違う作品をと思って手に取ったのが海外推理小説。
コナン・ドイルのホームズにしようか、アガサクリスティーのポアロにしようか非常に悩みましたが、何でも出来るホームズに嫉妬したため灰色の脳細胞を持つポアロを選びました。
もちろん海外の推理小説で何が有名なのかさっぱりわからなかった僕は、タイトルのみで選びました。
「ABC殺人事件」「そして誰もいなくなった」など様々な作品がある中、僕が選んだのが「ひらいたトランプ」。なぜこれにしたのかというと、おそらく、ひらいたトランプというタイトルには殺人という文字や、恐怖感のある言葉が無かったからだと思います。
推理小説を読もうという奴がそれらの言葉を嫌ってはどうしょもないのですが、昔からこれらの言葉が入ったタイトルが苦手だったので…
それにトランプで推理小説?オシャレじゃない?と思ったに違いありません。
だって今の僕が同じこと思ったもの。
が、僕はこの本を読みきりませんでした。
なぜ読みきらなかったのかはっきり覚えていませんが、内容を全く覚えていないことを考えると、当時の僕には相当難しかったのか、もしくは相当つまらなかったのかのどちらでしょうが…きっと難しかったのだと思います。
灰色の脳細胞に僕の脳細胞がついていけなかったんでしょうね。
amazonでレビュー等を覗くと、どうもカードゲームの最中にカードゲームになぞって事件が進んでいくようですから、当時の僕はもうチンプンカンプンだったのかも。
そのため僕の中ではひらいたトランプは未解決のままおよそ8年近く眠ったままです。
ここ数年…というよりもこの作品以来?推理小説を読んでいないのですが、そろそろ彼らの止まった時間を動かしてもいいのかもしれませんねぇ。
このように中学時代に挫折した作品をその後(高校時代)読んでやっと理解できたもの、楽しんだものは結構あります。
アルケミスト、夜間飛行、2010年宇宙の旅、宮沢賢治作品集などなど…
でもなぁ、推理小説を読まなくなったのはついていけないからってだけじゃなくて、イマイチ読んでいて盛り上がらないからっていう理由もあるような気がするんだよなぁ…
推理はドラマだけで十分というか。
ふむ…ひらいたトランプの僕の中での時効はまだまだ先です。あせらずじっくり解決していきましょう。
僕の本棚ってことで分類しましたが…まぁね、一応実家の本棚でひっそり眠ってますから。
ふぅ…
amazonのこの作品を見たら本の装丁が変わってた…あんなにオシャレじゃなかったぞ!?
確か僕が持ってるのは真っ赤な表紙にトランプが数枚描かれていた感じだった気が…結構あの赤が強くて読みきっていないのに妙に持っている感、読んだ感があるんだよなぁ。
ついでに言うとアルケミストも僕が持っているものと装丁が違う。
今のものは作品の雰囲気がなんとなく漂っているけど、僕が持ってるのはマヌケな顔の(おそらくこれがサンチャゴ)男と太陽がぽつんとあるだけだもんなぁ。
でも意外とこの雰囲気も好きかも。ただ僕のは本がボロボロでくたびれちゃってますが…