2007年 街はどこかそわそわとにぎわいを見せる12月20日。
僕は非常に疲れた木曜日を送りました。
風邪をひいてぐったりとしている僕にかかってきた一本の電話。
それに出たがために散々な後半戦 を送った僕。
でもそれでは終わらなかった。神様は僕にPK戦を与えました。
友達Aとの駆け引きが始まります。
もうどうせなら部屋を片付けないでむしろごったごたに散らかした状態で家を出れば相手も諦めがついただろうなんて思いながらパソコンを立ち上げる僕。
同時にテレビをつける友達。
あぁ、そうだね、ありがとう。テレビ好きはテレビをつけなきゃね。
さっそく1点決められた感じです。
しかし友達は眠いといいながらベッドへ倒れる。
よし、これならじっくりレポートできるぞ。
すると彼はとあるサイトの話しをし始める。アメブロ(((゜д゜;)))
僕は彼がアメブロをしていることは知っている。でも彼は僕がアメブロをしていることは知らない。今年の夏、彼は突然アメブロはじめようと思うと切り出したとき、僕はもうすでにアメブロ住人。
へぇ~なんて言ったがために、今のところ隠し通している。そのときは実は僕もやってるんだなんて言えなかったし、いえば彼はきっと「あ、もうやってるんだ…じゃぁ別にいいかな」なんて言い出しかねない。どこか人と違うことをしたがる人だから。せっかくやる気に満ちた彼のテンションを落とさないためにウソをついたわけだが…( ̄□ ̄;)
夜中の1時に彼はブログの話をし、更新しようかなとか、コメント返さなきゃって言いはじめ、なんだか動揺した僕は彼にばれないようにログインされていたアメブロをログアウトする。
ほっとため息つくと同時に今度は新しいサイトの話をする。ニコニコ動画。
僕も結構見ている動画なので、話が続く…
レポートを書かなくてはいけないのに。
あれ見て、あれ、面白いからとニコニコ動画を見せられる。
正直僕テイストな動画ではなかったので困りもの。
それでも続くニコニコ動画。 彼は完全に寝る気はないようです(w_-;
さりげない会話でニコニコ動画を脱し、何とかレポートに取り掛かる。
それでも会話は止まらない。テレビの話が続く…
レポートを書かなくてはいけないのに。
ふと気がつけばもう2時。やばい、やらなきゃ!
もう半分以上友達の会話を聞き流し、カチャカチャとキーボードを打つ。
文章を打ちながら資料に目を通し、さらには彼と会話をする。
再びいいますが、僕は風邪をひいている。出かけたおかげでさらに悪化した。
さりげなく生姜ハチミツを見せ、風邪ひいてますアピールをするが無反応。。。くそぅ!
3つの流れを同時に進行すること2時間。彼は寝ない。
ふとテレビを見るとめざにゅ~がはじまった。あぁ…こりゃ終わらんぞ。
半分あきらめモードになり少し横になる。
すると彼が、「寝るの?終わらないよ?」
・・・・・・・・・ほほぅ・・・・・・言うねぇ・・・・・(#`ε´#)
少しカチンと来た僕はまたレポートを書き始める。
気がつけば彼は眠りについていた…あれは彼の精一杯の感謝の言葉だったのだろう…助かったよ、これで寝ないですんだ。
7時。まだ終わってない。でも8時に出れる支度をしてしまおうと、静かにシャワーを浴び、静かに着替え、静かに朝食をとる。
時刻は7時45分。彼は寝ている。ぐっすりと。彼のアラームは7時30分からなっている。バイブ音が静かに音を立ててはいるが、僕は何も出来ずに支度をする。
彼を起こすべきなのだろうか。でもバイブに気がつかないくらい爆睡してるし、第一僕は人を起こすのが得意ではない。どうやったら他人をすがすがしく起こせるかわからないから。
自然に起きてくれるのを待つばかり。
気がつけば8時5分前。すると彼は奇跡的に目を覚ます。
「そろそろ家を出ようかと思うのだが…」
「え?寝てていい?」
「だめ、明日の朝まで居座りそうだから(・ε・)」
こうして彼を起こし、ボサボサの髪のまま家から出す。
レポートは未完・・・・・・・・提出はお昼だから2限の途中から抜けて昼休みが終わるまでに終わらせるつもりだ。
大丈夫もうあと少しだからきっと終わる。
友達はこのあと2限から授業らしい。いったん家に帰ってから学校へ行くことにしたという。
30分の道のりを静かに歩く僕ら。駅前でじゃぁまたねという僕ら…なんか怪しい。。。
朝、家を出た瞬間に寒いねと言うと、寒い。と返ってきた。
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいる暖かさ 俵万智
いい短歌ですよね。僕が好きな短歌のひとつです。
しかし…答える人が友達Aという現実に直面…決して彼が嫌とかじゃなくて…出来れば好きな女性のしっとりした声が返ってきて欲しかったと思った21日の朝。寒空の下。
A君よ…楽しい一日をありがとう。
ふぅ…
レポートは何とか仕上げました。ホッと一安心。
今日は他のレポートです。
すると彼からまた電話が。
「今から…」
今回は丁重にお断りしました。