ひとつの決断をするとき
それがどうなるか…
なんて未来は見えないから
躊躇する


その先に待つのは
描いていた未来か
それとも別の未来か
成功か失敗か
それがわかるのはもっと先のこと


楽しいこと つらいこと
嬉しいこと 悲しいこと
たくさんの感情と
たくさんの経験


もしあの時…
と過去を振り返る
何もなかったことにしたくても
何もないわけじゃないから
傷は傷のままだ


全部捨て去ってもいいから
色んな言葉を忘れたい

出来損ないも
可愛くないも
死ねもキモイも
一応女の子も


全部全部まだ傷のまま


私は私が嫌いなまま


現状維持なんてものは出来ない。

時計の針は止まらないし

身体の中は生きる為に死滅し再製しを繰り返す。



何ごともその一歩から始まるのは

痛いほどわかっている。

失敗してもそこから得るものがあるって

それもわかってる。



頭で理解していても

心は理解できなくて

身体は理解してくれなくて

そんなの誰に云ってもわかるわけない。



でも生きなくちゃ。

~しなくちゃ。

ばっかりの世の中。

誰も強制してないのに

強制してるのは自分自身。



夢なんて描けない。

だって私の夢は

普通の人になることだったから。



それも出来ない。

毎日毎日薬飲んで

寝てご飯しょうがなく食べて

それの繰り返し。



本当は誰も羨ましいって思いたくない。

だけど、羨ましいって思ってしまう。

なんて浅ましい考えなのだろうか。



春が来るのは

好きじゃないよ。





ゆめの中の自分は
現実より正直者で
あれは本当の気持ちだった。

振られても
大切なのは変わらなくて
いやにりあるなゆめは
いつだって隣に彼女がいる

君の隣で笑うのは
ゆめが醒めて悲しくなるから
あんなこと云ってしまえば
それは怖いくらいの本心だから

空虚な気持ちだけが残る
悲しいゆめだなあ