先週の金曜日に、「天才を育てた女房~世界が認めた数学者と妻の愛~」というドラマがありました。
天才数学者の「岡潔」さんと奥さんのお話です。
岡潔さんを佐々木蔵之介さん、奥さんのみちを天海祐希さんが演じられていました。

画像お借りしました。
岡潔さんが和歌山出身ということで、折に触れ話題を見聞きしていましたが、
今回のドラマで詳しく知りまして、心に残った言葉がありました。
以下 抜粋
私は「数学なんかをして人類にどういう利益があるのだ」と問う人に対して、
スミレはスミレのように咲けばよいのであって、
そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうと、
スミレのあずかり知らないことだ、と答えて来た。
春の野に咲くスミレは、ただ スミレらしく咲いているだけでいい。
咲くことがどんなによいことであろうとなかろうと、
それはスミレのあずかり知らないことだ。
咲いているのといないのとではおのずから違うというだけのことである。
春の野のすみれは、ただ すみれのやうに咲けばよい
以上
私がアクセサリー作りを始めたきっかけは、幸せになりたくて、
自分のワクワクすること、好きなことをしよう!という考え方を実践したことでした。
そして、数年経ち、色んなワクワクすることをやってみました。
その中で続いているものがアクセサリー作り。
自分が楽しんで作った物が、誰かの笑顔のきっかけになればいいな・・・。
でも、生活をしているとやっぱりなんか「もっと認められるような人にならなきゃ」とか、
幸せな毎日の中でも、まだ色々とモヤモヤする時もあります。
そしてドラマから流れてきたこのセリフ・・・
「すみれはすみれのやうに」
以下 ドラマセリフより
岡「花にも数式がある、花だけやない、水の動き、湧き上がる雲、風の流れ、
世の中数式で表せる事で満ち溢れてるんや・・・、
君の声にも、手の温もりにも目には見えへんけど数学が隠されている。
まるでこの宇宙、誰かが設計したみたいに思えへんか?僕はその謎を知りたい。
それが夢なんや・・・以下省略」
みち「でも、それが分かると何が分かるん?何か役に立つ事があるん?」
岡「わからへん」「すみれはすみれやいうことや!」
以上ドラマセリフより
岡潔先生もそのように数学をやってきたんです。
数学が何の役に立つかなんて考えもせず、ただひたすらに。
何だかほっとしました。
あぁそうだな。
私も私の思うままに生きていいんだなーって。
この言葉が胸に染み入りました。
自分には何が向いてるの?どんな事が得意?
人の役に立ってる?仕事はちゃんとできてる?etc・・・。
アレコレと考えてしまう時がある。
でも、あんまり考え過ぎなくていいんやん?
て思いました。
私はずっと、野に咲く花や、空を飛ぶ鳥、野生に生きる動物のように
生きたいと思っていました。
人間は違うと思っていました。
でも、岡先生の言葉で、自分もそうであっていいんだって素直に思えました。
私たちも宇宙の一部、それは野に咲く花や野生に生きる動物と何も変わらない。
色々と考え、悩み、人の役に立つことをすることも勿論いい。
でも、そんなこと考えずにただ好きな事して生きていることだっていいことなんだ。
「岡潔先生みたいに偉大ではないけど」と一瞬思ったけど、
その条件は要らないんだ、とまた気付かされる。
巷で流行りの 「自分らしく生きる」「人の目を気にしない」「何者かにならなくていい」
「ありのままの自分で」
などなどの言葉が、
岡潔先生の「すみれはすみれのやうに」によって自分の中で腑に落ちました。
そして、宇宙や自然、人間も含め・・・、
その美しさと奇跡を思い、涙が止まりませんでした。
私がアクセサリーの素材としている天然石もまたしかり。
地球の神秘の贈り物、天然石が大好きなのです。
岡先生、ありがとう。