6日は1年ぶりの年休。
年休をとったのは、去年の5月に、ウィルス性胃腸炎にかかった時以来…。

久しぶりの年休なので、有意義に過ごしたい!

休日を使う程じゃないけど、せっかく休みなら…程度のことがしたいと考え、決めたのは「東京ゲーテ記念館へ行こう!」

非常に貴重なゲーテ関連の資料がある、世界有数のゲーテ記念館がここ東京にあるそうな…。(初めて知った)

水曜日定休の姉を誘っていざ。

記念館に行く前に、ラクーアでランチ。
へ~、後楽園ってほとんど来たことなかったけど、お店いっぱいあるんだね。

パスタ食べて洋服買って、友達の誕生日プレゼント買って…、おい、今日の目的はなんだ!!

いい加減に切り上げて、ゲーテ記念館のある西の原へ…。
うーーーん、知らない街歩くの結構好きなんだけど、ま~、ただの(失礼)住宅街でしたね^^;

しかしちょっと歩くとゲーテの小路が!
そしてゲーテの世界市民の詩の碑が…。

「こんにちは、兄弟たち、
 あらゆる地域、学派、流派の人々よ
 わたしはワイマール人でありながら、
 世界市民。
 尊敬するみなさんの輪に
 英知と美徳をとおして参加してきたが、
 いっそよい方法を知っている人があるなら、
 ほかのところでその智慧を求めるがよい」

気持ち盛り上がるな~。
ゲーテ記念館は、平日だと訪れる人もあまりいないのか、玄関がしまっていて、インターホンを鳴らすと係りの人が開けにきてくれる。

受付で名前のカードを書いたら、係りの人が展示室の電気をつけて、「あとはごゆっくり~」みたいな…(笑)

私が行った時はちょうど「若きヴェルテルの悩み」展をやっていた。
ファウスト展だと嬉しかったんだけど…なんて贅沢は言いますまい。(言ってるし)

内容は、日本や世界各国で出版されたヴェルテルの本や、日本で上演された舞台の衣裳とか台本とかが展示されていた。

あとゲーテの交友関係を地図の上に名前でずらっと表示されてるのは面白かったな。
曖昧だけど恋人関係にあった人は赤の札とか、友達は青とか、色でゲーテとの関係が判別
できるようになっている。

私の大好きなベートーベンの名前も勿論展示されていた!!

あと、ゲーテの活動分野別における年表。
ほんとゲーテの多才さと来たら…。
作家でもあり政治家でもあり演劇人でもあり自然科学者でもあり…。
加えて絵画美術にも造詣が深く、何ヶ国語だかに堪能。
一人の人が一生においてどれだけのことをなし得るか、模範を示したゲーテはすごいなぁ…。

ゲーテに全く興味のない姉だけど、まあまあ楽しめたよう。
ただ「女好きなのがねー」と言っていた(笑)

多情なのは女性からすると確かにいただけないけど、ゲーテの場合それが詩心の源泉になってたような部分もあるからね…。
いやでも勿論浮気はいかんが。

しかし私は一つの恋が終わっても、次から次へと恋ができるゲーテのたくましさがちょっとうらやましかったりも…。

記念館を堪能した後は、銀ダコを食べたり(久しぶりに食べたら感動するほどおいしかった…)、アジア雑貨やさんを覗いたり、神保町の古本屋街を散歩したり…。

楽しかった…と言いたいところだけど、前日の飲み会で睡眠不足だったこともあって激疲れた…。

やっぱり週の合間に中途半端に休むとリズム狂うなー。
しばらく年休はいいや。せっせと働きましょう。