空港について無事荷物を受け取り、出口に向かうと、迎えに来てくれてたのは現地の係員さん。

最初に触れ合うウィーンの人ですよ。


さあドイツ語頑張るぞ!!


「Grues gott!Ich bin SAKURA!」とご挨拶。


おじさん、にこにこと荷物を受け取ってくれて、


「Hello,madam.How are you?」って。


ええっと、元気ですはドイツ語で…。


「Wie geht's!!」


と元気いっぱい答えたのに、おじさんが一瞬静止したので、「あり?おかしかったかな?」と思って、「…O.K?」と聞いてみた…(弱気)


そしたらおじさん、「O.K!!Wie geht's!!」って答えてくれた。よかった~よかった~♪


車に乗ってホテルの住所の紙を私、「どこから来たの」って英語で聞かれて、「東京です。」と答えたら「ベリーグッド」と言われて会話が終わった…汗


窓から見るウィーンの街は、想像してたのよりずっと都会的。

(空港から市街地に入ってくまでの道が特にそうなんだとあとから分かったんだけど…)


あちこち工事もしてるし、工場みたいなのも建ってる。


でも街の中心部に入ってくと、やっぱり美しい建物がいっぱい。

ヨーロッパだなぁ…。


私、おじさんに再度話しかけることを試みる。

日本だったら道きくことすら億劫な人見知りな私だけど、この旅行は一人旅なんだから、人見知りの皮は日本に置いてきたつもりなのだ。


ドキドキしながら…、

[Wohnen Sie in Wien?](あなたはウィーンに住んでいるのですか?)


おじさん、

[Ja.ich wohne in wien.](はい。私はウィーンに住んでいます)


通じたハート


更に調子にのって…

私[Wien ist schoene Stadt.Coming to wien is my dream.Ich bin sehr glueklich jetzt.]

(ウィーンはとても美しい街です。ウィーンに来ることは私の夢です。今私はとても幸せです)


と英語とドイツ語交じりに…苦笑


おじさん、

[Bist do glueklich?Gut,Gut!!]


と笑ってくれたバンザイ


ホテルについて、「良い旅を」と言ってくれておじさんとはお別れ。


さ、次はホテルに荷物を預かってもらうぞ。


ちなみにホテルはこんな感じ。



ティアドロップス☆☆
ホテルカイザーホフ正面玄関



ティアドロップス☆☆
ホテルの前の道(右だか左だか…)



ティアドロップス☆☆
もう一つの方。(適当)


ホテルのカウンターにいたのは男女各1名ずつ。


着いたのが午前中10時半くらいで、まだチェックインまでに時間があったので、荷物だけ先に預かってほしい。


これはカンペなしではとても言えぬ汗


ということで、思いっきり「地球の歩き方」のカンペページを横目で見ながら、

[Ich bin SAKURA.ich habe schon ein Zimmer reserviert.koennen Sie bitte mein Gepaek aufbewahren?bis heute abent]

(私はさくらです。部屋を予約してあります。今日の夜まで荷物を預かっていただけますか?)


と読んだ…ガクリ


微笑ましい顔で見守ってくれてたお二人、読み終わったら、男の人の方が親指をたてて「グッドグッドグッド!」とやってくれたニコニコ

わぁ優しい音譜


荷物を預けると、女性の方が「あと30分くらいで部屋に入れるけど待ってる?」って聞いてくれたけど、「ナインダンケ!」と答えて外へ。


だってせっかくの憧れのウィーンにようやく来たんだもの。一分一秒だってムダにしたくない!!


歩き方片手に向かったのは、オペラ座。


やっぱりまずはここを見なきゃね。


ホテルから歩いて10分ほど…。


あったあったオペラ座!!


ティアドロップス☆☆

大きい~~~!!かっこいい!!!(この日は曇りだったのが残念…)


ああ、ここで信太郎くんがアルチーナを…キラキラ



ティアドロップス☆☆

更に左に歩いていくと…。(緑が多くて気持ちいい)


ゲーテ殿発見。
ティアドロップス☆☆

「はっはっは。まあゆっくりしていきたまえよ。」


ありがとうございますどーもっ


そしてその向かい側にあるのは…。


ティアドロップス☆☆
造形美術アカデミー絵画館。


ここはぜひ見たいと思っていた美術館。


愛読書の「ウィーン 旅の雑学ノート」で、著者が推薦してたから…。


これまたドキドキしながらドアをあけて、窓口にいってユーロを出して、「アラインビッテ!!」と言ったら、窓口にいたおじさん、「チケット売り場は上だよ」ってバサッ


失礼しました。


階段をのぼっていく。なんか学校みたいだな。美術学校なのかな?


チケット売り場を見つけて、今度こそ「アインチケットビッテ!!」と言ったら、チケット売り場のおじさまが、ドイツ語でば~っと話してきた。


「………ががん


私、置物。


そしたら、おじさんも置物になったハニワ


お互い置物になって沈黙しながら見つめ合うこと数秒、側にいたお客さんらしき男の人が、隣からべらべらとおじさんに話しかけ、そしたらおじさん合点がいったように頷いて、「チケットオッケー」と言ってくれた。


ほ~よかったよくわかんないけど助け舟が入ったよかった~♪


チケットを買って、展示室の中へ。


人はまばら。


一枚の絵の前に20人くらいの子供達が座ってて、先生が絵の前に立って熱弁をふるっていた。


遠足なのかな?


先生が何を言ってるのかは全然聞き取れなったけど、ところどころ[Warum~?Warum~?](なぜ?なぜ?)と言ってて、子供達が口々に発言してる。


すごいなー。日本ではなかなかない光景だなー。


子供達、思い思いに座ったりねっころがったりしてる子もいて、でも真剣に先生の話に耳を傾けて積極的に発言してる。


幼い頃から本物の美術に触れて感性を磨いていくんだな。素敵だな。


そしてこの美術館にあった絵、美術オンチな私でも充分楽しめた。


CALDYっていう人の肖像画とか、本当に見つめられてるみたいだったし。


この美術館の最大の目玉は「最後の審判」



ティアドロップス☆☆

これすごく大きな絵で、さすがにこの絵の前には数人が立ち止まって熱心にみてた。


私も思わず見惚れてしまった。すごいなぁ…。(←語彙貧弱…)


ここは本当にお薦め!


さて、11時半くらいになったのでホテルに戻りましょう。


12時にはお友達と待ち合わせしてるのだ。


続きはまた後日!