さてさて。長い長~い旅日記の始まり…。


出発は、5月3日の0:30羽田空港発。


日本からパリまでの飛行機はすごく狭くて、「寝苦しいよ~」と思いながら寝たり起きたりしながらどうにかついた。


パリのシャルルドゴール空港(かっこいい名前だ…)までは、11時間45分。


現地時間で朝方着いたのだけど、到着前に窓からみたパリの美しさは格別だった。

薄暗い中をオレンジ色の光が瞬いて…。


日本の電気は白いのが多いけど、パリの電気はオレンジ色のが多いのね。


飛行機から降り立つとひんやりした空気。10度だって。

冷たくて気持ちよかった。ジュベの国ですよ、ジュベの国!!


わくわくしながら入国審査。


審査官はジャンレノみたいな渋くてかっこいいフランス人男性。


「Please!」張り切ってパスポートを差し出したのに、ニコリともしてくれない…ガクリ

クールッむふっ。


おじさま、真顔でパスポートの写真と私の顔を何回も見比べる。

え?って思う位何回も。


ジロリって感じで見てくるので、「今ってそんなに入国審査厳しいのかな…」って最初は思ってひやひやしてたんだけど、段々「これってもしかしてギャグなのかな?」と思ってきた。


その位何回も見てくるので、目があったときにこっと笑ってみた。


そしたらおじさん、ニヤリと笑って、「アリガト」と言ってパチンとウィンクウィンク


かっこいいーーーーーーーーキャハハ


まぁウィンクが似合うこと似合うこと…ラブラブ


有頂天になって「メルシー音譜」と返した。この旅行で最初に言葉を交わした外国人だニコニコ


しかしそのあと乗り継ぎ場所を探すのに苦労した。

シャルルドゴール空港分かりづらい!!


ウィーンへの乗り継ぎ便は2Dターミナルからの出発なんだけど、遠いこと遠いこと…。

乗り継ぎ時間が一時間しかなかったので、汗だくになってようやくターミナルにたどり着いても、「どこから入るの~?」って感じで泣きそうになった。


こうなりゃ人見知りは日本に置き去りにして、人に聞くべし。


案内役の係員のお兄さんに、チケットを見せて、「どこに行けばいいんですか?」と聞いた。

(自分では英語をしゃべってるつもりだったんだけど、焦りすぎてドイツ語と英語のちゃんぽんになってたことに後から気付いた…)


お兄さんに教えてもらって、ようやく荷物検査の列に…。

ここではすごく美人なフランス人のお姉さんがいて、荷物を見せたらここでも「アリガト」と笑ってくれた。


いいなーフランス人美男美女でかっこいいなラブ


それでゲートに入ったんだけど、画面に表示されてる便名と、航空券に書かれてる便名が違う。


「え?間違った?」と思ってゲートを引き返し、うろうろしてると、険しい顔の空港のおじさんに怒鳴られた。


フランス語だったので何言ってるのか全然分からなかったけど、ニュアンス的に「何うろうろしとんじゃ!!搭乗時刻過ぎてんの分かってんのかこの小娘がっむかっ」みたいな感じだったと思う…うう…しょぼん


しかし切羽詰った私にとっては地獄に仏。


お小言を聞き流して、チケットみせて、「これに乗りたいんです~~~~あせる」とアピールしてみせると、おじさん、「フンッ!ついてきな!」って感じで案内してくれた。


ああ頼もしや頼もしや…。


案内された先はバスバス


あ、バス移動なのね…あせる


おじさんは私を捨ててさっさと行ってしまい、人がまばらのバスに取り残された私は不安になった。


でもそしたら日本人の女性三人組が乗り込んできたキラキラ


早速いそいそ近づいて、「あのぉ~、ウィーンに行かれますか?」と聞いたら、「はい。○○便ですよね?」ってにこやかに答えてくれた。


よかったーひらめき電球


それでどうにかこうにかウィーン行きの飛行機に無事乗れた飛行機


空から見たフランス素敵だったな。

田園(?)が広がってて、その中に可愛い家が集まった集落があって…シルバニアファミリーみたいだった音譜


ちなみにフランスからウィーンまでは二時間のフライトだけど、軽食で出されたチョコクロワッサンがすっごくおいしかったじゅる・・


さあいよいよ、憧れのウィーンに上陸ビックリマーク



ティアドロップス☆☆


ティアドロップス☆☆

フランスからウィーンへ向かう飛行機の窓から。