悲しくて切ない夢を見た。

私は病院に、またはるねを迎えに行く。



はるねが亡くなった事実は変わらずあって、
でも、はるねはあっちの世界で良い子で、
私もはるねを失ってから頑張って生きたから、
またはるねを地上で育てられることになった。

急に決まったことだから、旦那は迎えに来れなくて
父も都合がつかなくて、
何故か叔父が車を出してくれて、
私ははるねにもう一度会えたことが嬉しくて誇らしくて、
ニコニコと、はるねの顔を覗き込みながら
抱っこして車に乗り込んだ。

そこで目が覚めた。


幸せな夢だった。

でも、はるねはいない。

残酷な現実しかない。



「死」は、どうしてここまで残酷なのか。

何の権利があって、大切な娘と、
ここまで残酷に引き裂かれないといけないのか。


亡くなってしまっても、
たまに会えたらいいのに。

年に一回、数年に一回でもいいから
会えたらいいのに。

そしたらもう少し前向きに生きれるのに。

自分が死んでからしか会えないなら、何年後?

あと50年ぐらいは生きるかなぁ。

気が遠くなる。

その全部を捨てて、はるねに会えるなら
今すぐそうするのになぁ。

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そうはいきまへん。