- 旅のラゴス (新潮文庫)/新潮社
雰囲気: /5
一気読み: /5
筒井康隆さんの
「旅のラゴス」を読みました。
南へのたびの途中だったラゴスは
牧畜民族の集団に加わって旅をしていた。
遠回りになるが安全のためだ。
ところが大雪が降るという情報が入り、
ラゴスたちは転移を試みることになった。
転移のベテランであるラゴスは
牧畜民族たちが念入りに
転移の準備をするのを見てまずいと思った。
某読書会の課題本だったので
読んだのですが
結局読書会には参加できず。
しかし、自分ひとりでは
読まなかったであろう
名作を読む機会を得られるのが
課題本のよさですよね。
この本も大好きなテイストのファンタジーでした。
ラゴスという青年が
とある目的のために旅をします。
何度か安住できるような地
すばらしい伴侶を得ながらも
旅を選ぶラゴス。
奴隷にされたり
王にされたり……。
二人の女性に
好かれ花嫁選びなんてしてみたり。
あ、昔そういうRPGゲームが
ありましたね。
世界観は全然違いますが。
すごく面白かったので
ファンタジー好きな方にはイチオシです。