大きな葛篭が欲しかった | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

ブログネタ:【ご登録感謝】総額100万円!欲しいプレゼントを選んでね♪ by Ameba Meister



プレゼント、
プレゼントというと
最近、どうにも気になるのですよね。

変な遠慮癖。

取引先さんから頂いたお菓子なんかが
よく職場で回ってくるんです。
「好きなのひとつとってくださいねー!」って。

――で、
思うんですけどね
大きさ違うんですよ。

小指サイズの豆みたいなお菓子と
大きいお饅頭、
どちらもひとつって数えるのですよね。
お菓子の数の都合上。

この状況、アレに似てませんか
舌切り雀の
「大きい葛篭、小さい葛篭、
 どっちか好きなお土産を選んでネ★」

強欲なおばあさんは
大きい葛篭を選んでひどい目に遭うんです。
昔話はこの展開、多いですね。
花咲か爺さんとか、
おむすびころりんとか。

日本昔話に
洗脳されている私は
何となーく小さいつづらを
選んでしまうんですよ。

ある意味強欲。
ひどいめに遭いたくないわけです。
つっこみどころあるかと思いますが、
コレ、洗脳状況下ですからね。

大きな葛篭がもらえるとか
何だかよくない気がするわ……と。

その横で、
「わー! おいしそう!!
 おっきいの欲しい! 私、おっきいの!」と
大きなお饅頭を取る女子のかわいらしいこと。

「あ、かわいい。
 私もそんな感じでやればよかったな」と、
デスクに向かいながらもんもんと
小さい葛篭をオープンするわけなんですが、
次もまた小さい葛篭を選んでしまうという
ある種の呪い……。

昔話の呪いですね。

今日はバレンタインデー、
みなさまも大きな葛篭にご注意……って
こともないですね。
昔話じゃあるまいし?