「悪夢の連鎖」夜に読めない百物語 | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

ひとり百物語 怪談実話集 悪夢の連鎖 (幽ブックス)/メディアファクトリー

段々怖くなる:0202020202 /5
夜読めない;…………………… /5


立原透耶さんの
「悪夢の連鎖」を読みました。


怪談実話集とのことで
ご自身の体験や
人から聞いた怪談話を
100話集めた本でした。

これ系、なぜか定期的に
読んでしまって、
毎回後悔してるんですよね。

そして、毎回同じ感想を
UPしている気がします。

1話ずつなら
全然怖い話じゃないんですよ。
積み重なる非現実的な話に
段々感覚がおかしくなって、
100話で小さな物音でも
飛び上がるレベルの
ビビりが完成するという感じです。

個人的には50話越えたあたりから
もう息切れしますけどね……。

頻繁に振り返ったり
暗がりに目を凝らして
異常がないことを確認する作業に
忙しくて、読書が進みません。


著者さんは”見える人”らしく
同じく”見える”作家さんの
加門七海さんとも
お知り合いのようでした。

そういう繋がりも
何か興味深いですね。

”見え”なくてよかった……。