「SHO―文字は踊る―デザイン書道のすすめ」 | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

SHO―文字は踊る―デザイン書道のすすめ/ハート出版

おもしろい:♪♪♪♪ /5
斬新:15151515 /5


末廣博子さんの
「SHO」を眺めました。


写経とか何だとかで、
ちょっぴり書道に興味がある
昨今、こちらを献本で頂きました。

ありがとうございます!

小学生の頃
お習字を習ってました。

すっごく下手で
世の中には
できる人とできない人がいるって
気付いたのもこの頃でしたね。

その割には高校生くらいまで
習ってました……。
ズルズルズルズルと。

下手の横好き精神で
開き直れるようになったのも
書道のおかげかもしれません。


さて、こちらの本は
末廣さんの手による
絵のように美麗な文字が満載の
一冊です。

説明しにくいのですが、
「喜」という文字をよく見ると
ひらがなの「おめでとう」という
文字が発見されたり、
震災からの復興をイメージする
「ふるさと」「にほん」「ふっこう」という
ひらがなの文字がそれぞれ
柔和な人の顔に見えたり……。

あ、私の説明だと
わかりにくいですよね。

末廣さんのお名前で
画像検索をして頂くと
見ることができるものもあります。
(投げてすみません……)

どれもとてもステキな文字です。
文字の領域を超えたアートって
感じですかね。

初めに見た印象の文字も美麗ですが、
文字の中に何かを発見したとき、
2重、3重に嬉しい気がする……。

面白い作品集でした。