「マジョモリ」 お茶会、いいなぁ | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

マジョモリ/理論社


わくわく:笑2笑2笑2 /5
かわいい:あったか気分あったか気分あったか気分あったか気分 /5


梨木香歩さん作、早川司寿乃さん絵の
「マジョモリ」を読みました。


朝、つばきが目を覚ますと
机の上に「まじょもりへごしょうたい」と
書かれた手紙がおいてあった。

つばきは手紙を持って、
大人には「御陵」と呼ばれている
「まじょもり」へむかった。

すると不思議な女の人が盛り土の上に
座って、つばきのことを待っていた。



代々神官の家のつばきちゃんが
どうやら神様らしい女の人に
森の中のお茶会にご招待されちゃうお話です。

御神饌はおいしくないからと、
生クリームやピーナツバターで
クレープみたいにして食べたり、
女の人が用意してくれる
いろんな種類のお茶とか笹酒とか……。

なんとも心躍るお茶会の描写です。
イラストもふわふわな色遣いで
キレイです。

こういう絵本を読むと
癒されますが、お腹がすきますね。