「GOSICKsⅣ ゴシックエス4」番外編4!  | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

GOSICKsIV‐ゴシックエス・冬のサクリファイス‐ (角川文庫)/桜庭 一樹

盛り上がり:ワクワクワクワクワクワクワクワク /5
感慨深い:424242 /5


naminnieさんに

お借りした「GOSICKsⅣ」を
読みました。 
いよいよ最後です。


『白の女王は君臨する』
 警視総監シニョレー夫人は聖マルグリット学園で行われる
 リビング・チェスの審判をやりにやってきた。しかし彼女は子どもたちと
 一緒になってはしゃいでいる。

『黒の僧侶は祈りを捧げる』
 グレヴィールの言葉に傷つき泣き止まないヴィクトリカのために、ゾフィは
 ケーキを焼きはじめた。そこへセシル先生と一弥もやってきて、話題は
 グレヴィール部下でいつも手を繋いでいるイアンとエバンのことになる。

『黒の女戦士は駆け抜ける』
 女戦士の紛争をしたアブリルはリビング・チェスへの気合十分だった。
 勇ましく学園内を歩いていたアブリルは穴にはまっているヴィクトリカを
 発見し、からかう。そしてなぜかそのまま人形の話をすることになり……。

『騎士は小さな姫にかしずく』
 小さな頃から閉じ込めれれていたヴィクトリカは世話をしに来る
 レディズメイドの小さな仕草や雰囲気から外の世界を推理していた。
 一弥に一人のレディメイドの様子から推理したある出来事を語る。

『忠臣たち』
 白と黒のモノクロームの森に純白の一団があらわれた。小さくて美しい
 女王、ユニコーン、騎士……。 やがて一団は黒い集団と戦い始め、
 一方的に打ちのめされる。



今回の短編のテーマは
チェスなんですね。

ただの短編だけでなくて
いろいろと雰囲気で
楽しませてくれますね。

さて、本編を全部読んでしまってから
この短編を読み始めた私としては
この巻が最後なんですよね。

名残惜しい一冊でした。

時系列だとこの短編の後に、
本編の最終話が入るので、
短編のいえども本編の盛り上げ要素が
そこここにありましたよ。

忘れた頃に再読するなら
是非とも時系列で読みたいです。

この後に起こる出来事を
知ってしまっているので、
心がざわつきましたよー。


おもしろいシリーズでした。
改めましてnaminnieさん、
ありがとうございました!!