「GOSICKⅦ ゴシック7」 7! | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

GOSICKVII‐ゴシック・薔薇色の人生‐ (角川文庫)/桜庭 一樹


イヤな予感:かなしいねかなしいねかなしいねかなしいね /5
謎の真相:ワクワクワクワクワクワク /5


naminnieさんに
お借りした「GOSICKⅦ」を
読みました。


ヴィクトリカのもとに
十年も前の王妃ココ=ローズ殺人事件の
謎を解くようにとオカルト省の要請が入った。

ソヴレムに連れて行かれるヴィクトリカに
慌てたセシル先生は
一弥への手紙をウサギに託し、
トランクの中に潜んで同行してしまう。



いよいよ謎の重要人物
コルデリア・ギャロの半生が
明らかになる7作品目でした。

コルデリア・ギャロの回想と、
王妃ココ=ローズ殺人事件の謎解きが
サンドイッチされた構成です。

物悲しい回想と
ドキドキする王妃殺害事件の真相、
そして最終章に向かって
いよいよ転がしだした感のある展開……。

これは大興奮ですね。

物語はいよういよ面白くなってきたと
いいたいところですが、
もう、いやーな予感で
早くも涙腺が弱まる7作品目でした。

何とか不幸にならないで欲しいなぁと、
すっかりのめり込んでしまったりして。