「アライバル」イラストのみの物語 | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

アライバル/ショーン・タン

リアル:ぎゃーーぎゃーーぎゃーーぎゃーー /5
感動:☆☆☆☆☆ /5


ショーン・タンさんの
「アライバル」を眺めました。


こちらは活字なしの
絵本です。

帯に「移民」とか「3.11後に読む」とか
書かれていたので
わりとメッセージ性の強いものかと
思ったんですが、
私はファンタジー小説のように
楽しめました。

活字がないのですが、
表情や小道具がリアルで
ストーリーはよく分かります。

しかし「イラストを読む」という行為は
案外時間がかかりますね。

絵が細かいので
1度目、2度目とページを開くたびに
発見があったりして、
おもしろい作品ですね。

これも手元に欲しくなりました。
ショーン・タンさん、
ちょっと気になる存在です。