独特の世界: /5
笑: /5
ゆるい: /5
naminnieさんのブログで拝見た、
穂村弘さんの「にょっ記」を読みました。
これは歌人・穂村弘さんのウソ日記や
詩的な文章、フジモトマサルさんの味のある
ひとこま漫画の挿絵付という、
いろいろ楽しめる内容になっていました。
とにかく笑えます。
公共の場で読むのは控えたほうがよさそうです。
日記の形態になっていて
4月1日から始まる短い文章の集まりなのですが、
歌人である著者の作らしく
各文章ひとつひとつが魅力的。
時折はさまれる「天使との会話」など
詩的な文章にハッとさせられます。
そしてこの作品全体としても
妙なおもしろさがあります。
あっさりと終わる内容がほとんどの中、
「うこん」と「ちんすこう」の語感の危うさについては
3日連続で語り続ける。
そして、ほとんどの文章が3行~5行なのに
ゆみかおるさんのプロポーションについては
3ページを費やしている。
このバランスも妙な
笑いをかもし出しています。
そしてエッセーの内容にからめた
フジモトマサルさんの漫画も
おもしろいです。
このカワウソみたいなキャラクターな
なんていうんでしょうね。
ホームページを探してみましたが、
名前分かりませんでした。
フジモトさんのホームページでは
イラストや漫画が載っていて
ちょっとおもしろかったですよ。
→ コチラ
穂村さん、面白すぎます。
他のエッセー(?)も読んでみたいですね。