写真キレイ: /5
不思議な感じ: /5
森博嗣さんの「アイソパラメトリック」を
眺めました。
写真集と詩集の合の子みたいな、ショートショートより
さらに短い短編集。
最近すっかり病人食みたいな読書になってきました。
消化によさそうなものばかり選んでしまいます。
調子がよければ、通勤の往復2時間で
200~300ページの本を読みきれるのですが、
最近寝ています。
急に暑くなったからぐったりしてるかも。
そうだった、「アイソパラメトリック」は
森さんが書き溜めた1ページくらいの短編と
おもしろいタイトルがついた写真が一緒になっています。
ゴミ置き場の写真に「同窓会」というタイトルがついていたり、
何とも説明しがたいのですが、
写真とタイトルの組み合わせが不思議さをかもし出しています。
短編は本当に短いです。
中には詩のような印象を持っているものもあります。
どこからが詩でどこからが物語なのか境界線が曖昧で
フワフワしています。
この1冊で森さんの世界観が出ているなぁと感じました。
パスカルさんかと思われる写真もありました。
これはかなり癒されます。
可愛いったらないです。
招き猫と一緒に前足を上げている写真があって、
恐るべきかわいさでした。
しかし暑い。
なのに職場は寒い……
これって憧れのOL病なんじゃ……