「アイソパラメトリック」不思議感 | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

アイソパラメトリック (講談社文庫)/森 博嗣

写真キレイ:あったか気分あったか気分あったか気分あったか気分 /5

不思議な感じ:♪♪♪♪ /5



森博嗣さんの「アイソパラメトリック」を

眺めました。


写真集と詩集の合の子みたいな、ショートショートより

さらに短い短編集。


最近すっかり病人食みたいな読書になってきました。

消化によさそうなものばかり選んでしまいます。


調子がよければ、通勤の往復2時間で

200~300ページの本を読みきれるのですが、

最近寝ています。


急に暑くなったからぐったりしてるかも。



そうだった、「アイソパラメトリック」は

森さんが書き溜めた1ページくらいの短編と

おもしろいタイトルがついた写真が一緒になっています。


ゴミ置き場の写真に「同窓会」というタイトルがついていたり、

何とも説明しがたいのですが、

写真とタイトルの組み合わせが不思議さをかもし出しています。


短編は本当に短いです。

中には詩のような印象を持っているものもあります。


どこからが詩でどこからが物語なのか境界線が曖昧で

フワフワしています。

この1冊で森さんの世界観が出ているなぁと感じました。


パスカルさんかと思われる写真もありました。

これはかなり癒されます。

可愛いったらないです。


招き猫と一緒に前足を上げている写真があって、

恐るべきかわいさでした。



しかし暑い。

なのに職場は寒い……

これって憧れのOL病なんじゃ……