「バッテリーⅣ」4作目。姫?? | 本の話がメインのつもり

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気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

バッテリー〈4〉 (角川文庫)/あさの あつこ

野球:だーめ /5

少年たちの会話:え?あーBL2驚かんどー



あさのあつこさんの「バッテリーⅣ」を読みました。



巧は横手二中との試合の後からバッテリーを組んでいた、

永田豪とはキャッチボールすらしなくなっていた。


横手二中・瑞垣の言葉で豪が崩れると、巧も戸惑いを隠せず

ガタガタに崩れてしまった。


マウンドに立たないままの巧、無言の豪、そしてなし崩しに

没試合となってしまった横手二中との再戦はかなうのか。



久しぶりのバッテリーで、ストーリーを思い出すまで

時間がかかりました。

そうだったこれから横手二中と試合といういいところで

終っていたんだった☆


青春ですね。

やはりこの手の話に挫折はつきものです。

でも投げない巧、捕らない豪、はやはり味気なくて

さみしい巻でした。


そしてすごく気になった。

いや、前からすごいなぁとは思っていましたが、

少年たちの会話が変じゃないですか(笑)


バッテリーを夫婦と例えるくらいならありでしょう。

しかし今回はバッテリーを組んでどれくらいか、

を「交際期間」、巧は「姫」扱い……、そして巧みのピッチングに

惚れ込んじゃった瑞垣はひたすら巧みを「食べたい」と……


いいとか悪いとかじゃなくて、なんかすごい(笑)

児童書ということできっと作中の巧くらいの歳の子ども達も

読みますよね、どう感じるんだろうなぁと純粋に気になる(^^;)


中学生くらいの子ってこんなに

友達同士ベタベタするのかなぁ……

本線と違うところに気をとられてしまった4作目でした。

今回は壁にぶつかっちゃったバッテリーの二人組、あんまり

野球してなかったけど、

次回はきっと巧と豪が巻き返してくるぞ、と期待してます☆