「電車の運転」奥深すぎる | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

電車の運転―運転士が語る鉄道のしくみ (中公新書 1948)/宇田 賢吉

何となく電車の仕組みを知っておきたい

気分になり「電車の運転」を読みました。


電車に乗ると運転士さんが時刻表を

指差して「よーし」、信号指差して「よーし」

と言ってるのが気になります。


線路に脇に数字の書いた棒が立ってたり、

枕木の下の素材が場所によって違ったり、

そういったものが何となく知りたいという

ちょっとした好奇心でした。


しかしこれは何と言うかあまりに

専門的。

小腹がすいただけなのにフルコースディナー

くらいすごい知識量……

読みにくいところはちょっと飛ばして

読みました。


著者の宇田氏は42年運転士として勤めた経験を

持っています。

そんな宇田氏が電車の走る仕組みや

レールの仕組み、運転士の心境や勤務形態を

こと細かに説明してくれます。


物理学が好きな方、電車をすごく愛している方

はおもしろいんじゃないでしょうか。

私はすごく疲れました。

久々に苦手な物理学にさらされましたよ(笑)


知りたいことは分かりました。

かなり労力を使いましたが(^^;)