「ぼくの小鳥ちゃん」ほんわか | 本の話がメインのつもり

本の話がメインのつもり

気まぐれに選んだ本を読みながら、何となく見つけたジャンクな菓子ばかり食べます。

ぼくの小鳥ちゃん/江國 香織

久しぶりに江國さんの本を読もうと

あきさんのブログで紹介されていた、

「ぼくの小鳥ちゃん」を読みました。



雪の降る寒い朝、

真っ白な小鳥ちゃんがやってきた。

教会を探していて迷子になった、

ちょっと我儘でかわいい小鳥ちゃんと

”ぼく”は一緒に暮らし始める。

たまに”ぼく”のガールフレンドとも

一緒に出かけたり……



童話のようなお話でした。

小鳥ちゃんがかわいくて癒される(^^)

まるで人間の女の子みたいで、

ガールフレンドとの関係に

ドキドキしちゃいました。


帯に”ラブストーリー”と書かれていたので

やっぱり小鳥ちゃんと”ぼく”の間には

恋愛感情みたいなものがあったのかな。


久々に江國さんの本読みましたが、

このタイプの話は結構好きかも。


前に「デューク」(←ちょっと題名あやふや)という

短編を読みました。

これも擬人化された動物が出てきます。

うろ覚えですが、

女の子の大好きだった犬が死んでしまい、

男の子の姿になって会いに来てくれる話だったような……


読んだときちょうど愛犬が死んですぐだったので

もうほとんど泣いてました。

動物ネタには弱いです。