世界の英知を集める
モルジブのリゾートに行った時のことです。モルジ
ブは1島1リゾートシステムですが、今回の話は赤道
に近い環礁でドイツ系列のリゾートです。
顧客はもちろんドイツ人が最大ですが、スイスや
他ヨーロッパそして日本人と中国人です。国の経済
力があがると、その国の人が多くなります。以前は、
ソビエトが崩壊してしばらくするとリゾートにロシ
ア人が増えました。インド人もリゾートにどんどん
やってきます。
そして中国人です。新婚さんが多いのですが、ほ
ぼ全員交換レンズ装備の一眼レフを持っています。
アジア人は写真好きです。
そしてその多国籍なリゾーターを支えるのが、多
国籍軍団のスタッフたちです。数えると22カ国くらい
いたそうです。
―ヨガとティラピスの先生はドイツとスイス、
―ダイビングのインストラクターは、モルジブ人と
日本人、
―傭兵で有名なネパールは、警備のお兄さん。モル
ジブに来て泳ぎを覚えたとのこと。
―ゲストリレーションは、各国から。日本人のお姉
さんの彼はモルジブ人だとか。
―スパは、タイ人やインドネシア人、
―工事をしているのはスリランカやインド人
―レストランの私たちへのサーブは、日本のフィリ
ピンパブでも働いたことのあるフィリピン人 日
本語で話しかけてきました。
これらの多国籍の人をマネジメントするのは大変
だと思いますが、客として気付いたポイントの一つは、
専門以外の仕事を時々担当することでした。ダイビン
グインストラクターが、オープン厨房で、サーブして
いたり。ヨガの先生は、夕方のエンターテイメント
ショーを担当。それぞれの能力を生かしながら、コラ
ボレーション体制に磨きをかけます。お互いの仕事の
やり方から、共通の認識を作り上げていくのでしょう。
また、時々客と食事を一緒にしながら、客の要望を聞
き顧客視点を養います。
多国籍軍のエンターテイメントショーとしてはシル
クドソレイユが有名で、「ブルーオーシャン」でもそ
のビジネスモデルは取り上げられています。
さて日本のエンターテイメントやリゾートはもう少
しグローバルな展開をしてはどうかと思います。言語
の壁はありますが、多国籍軍で面白い変化が起きるの
ではないでしょうか。
(日日草)