参加者:
ももちゃん(ヨーロッパ帰り)
ほそまり(タイ帰り)
坂井まなちゃん(金田家帰り)
竹尾(朝帰り)←報告者
けーた(夕方から金田家帰り)

今日はニンジンの全収穫とジャガイモ準備でした。

●ニンジン
8月11日に種を撒いてから7ヶ月、紆余曲折を経て育ったニンジンをすべて収穫しました!冬の間は生長しないと言われるニンジンですが、どうやら少ーしずつ生長していたようで、先月掘ったときより立派なニンジンに育っていました。これをひたすら掘ります。10×20メートルの畑で、抜くだけで3時間かかり、それをコンテナに詰めて回収するのに2時間かかります。大変ですが、原則として(?)おしゃべりしながらなので楽しいです。いい天気でしたが花粉と砂ぼこりが大敵。

市場などを通じて売るときには「A品(:傷や病気がなく、きれいな形)」であることが大事ですが、A品率75%くらいで、上々のできと言えるでしょう。
A品でないもののうち、小さすぎるものやバックリと割れたものは畑に捨ててしまいますが、二股や多少の割れなどはB品として売ります(安いけど)。お昼ご飯のときにB品のニンジンをジュースにして飲みましたが、これが混じりっけなし100%ニンジンなのにおいしいのです。

あとニンジンに関しては「自家採種プロジェクト」を行いました!一人ずつ形のいいニンジンを選んで、地面に挿しておきます。これからニンジンの頭からぐんぐん茎が伸びてきて、花が咲き、種がとれるはずです。今年こそは自家採種したニンジンを育てるです。

取れたニンジンの量:
「らいむ」約300kg
「鹿紅五寸」約200kg

●ジャガイモと、来期に向けた圃場整備
ニンジンが終われば今年度の作物はすべて終わりますので、畑をならしておきます。野原さんからトラクターをお借りして、10×100メートルの畑をかき混ぜてしまいます。そうすることで土がふかふかになって、空気を含んだいい畑になります。さらに、ちょこちょこ生えていた雑草もリセットされます。
途中トラクターの「ボンバ」という文字が点滅する謎の恐怖もありましたが、無事、一面の畑をふかふかにしてきました。

次はジャガイモを植えます。近くの農業のお店で来週植えるジャガイモの種イモ選び。選んだ品種は
1「キタアカリ」
生食用品種。男爵薯を母親として、線虫抵抗性を持たせるよう農林水産省北海道農業試験場で品種改良したもの。カロテンやビタミンCの含有量が多い。男爵薯同様、粉吹き芋やマッシュドポテトに適している。黄色が強めである。
2「メークイン」
生食用品種。大正時代にイギリスから日本に持ち込まれた品種。男爵イモよりもねっとりしていて、煮くずれしにくい。このため、カレーやシチューや肉じゃがなど、煮て調理する料理に適している。男爵薯に比べて長い形状で、でこぼこもそれほどひどくなく、皮はむきやす
い。主に西日本での消費が多い。世界的に見ても、特に日本で人気がある種。花は紫色である。

です(なんとWikipedia参照)。どちらもちょこっと高く、そのぶんおいしいジャガイモがとれるはず。

●その他
金田さんにお弁当をいただきました。プロの味の赤飯にぎりとサンドイッチ。天気がよかったので、外にコンテナを並べて青空ランチ。嬉しいランチ。
関野さんにレンコンケーキをいただきました。軽トラックを借り、ジャガイモの相談をしに行ったはずが、おいしいケーキをごちそうしてもらっちゃいました。

あと、今回はおやつをちゃんと食べました。午前の休憩にはパンを、夕方には中華マンを買って、秋に収穫したサツマイモも食べました。やはりアヤムラサキ(紫色でねっとりした品種)はおいしいな。

以上です。来週は合宿:農家さんとの話し合い(飲み会)とジャガイモ定植です。