関野家メンバーより農家研修の報告です!


今回の作物は、「葉しょうが」です。

*参加者:もも、あさちゃん、ほそまり


*作業内容(16、17日)
土曜日の朝着。
午前中は収穫した葉しょうがの根切り
午後は草抜き(先月と同じ場所で、ハウスの端に生えたスギナや、畝間にある三角草を抜く)。その後18:30まで、葉しょうがの箱詰め作業を手伝いました。
日曜日も同様の作業です。

*収穫作業(見学のみ)
種しょうがは、あまり規則正しく植えられていません。それは、芽の位置がそれぞれ違うこと、一つの種しょうがからいくつ芽が出るか分からないことなどが理由です。
そのため、慎重に抜かないと一つのしょうがに付いてる茎を折ってしまう危険があります。関野ママはそれを瞬時に判断し、猛スピードで抜いて行きます。


*収穫後の流れ
根切り、芽が一つのものだけ別にして、片手で持てるくらいにまとめる→ジェット水流で泥落とし→1束(5つの芽)にまとめる→1袋にする(10束ずつ。2段に並べ、ラベルのある表に綺麗な見た目のものを入れる。しょうがをパズルのように組み合わせて、同じくらいの大きさになるよう気をつける。関野ママの瞬時の判断が冴え渡っていました。)→段ボールに入るように葉っぱを一部切る→段ボールに入れる(4袋=40束)→JA玉造集荷場へ


*この時期の関野家の1日
朝4~7時に収穫(段ボール60箱分)→8時にシルバー会の方(「あべさん」×2)が来る→出荷準備→20時頃に終了(シルバー会の方は途中で帰る)
→16時間労働!


*葉しょうが情報
関野家の品種は「三州」。選別作業は、芽が一つのものとそうでないものに分けるだけ。

種しょうがは、20キロ1万円する。葉しょうが収穫後、種しょうがである根しょうが(普通のしょうが)は関野家では出荷せず、廃棄。
ちなみに昨年は、中国ギョーザ事件以降、国内産しょうがの需要が急上昇したため、根しょうがも出荷しました。今年は、中国産のものがまた調子を戻したこと、国内産しょうがの量が増えたことから、普通のしょうがの値段が去年の半値だそうです。


*感想
今年2月の研修で、とも(2期生)&ももが植えた葉しょうが発見!若干深く植えたため、長い葉しょうがができた。長いと多少スジっぽくなってしまう。収穫物から植えた人が分かるとは、面白いなぁと思いました。
葉しょうがの形は様々だが、見慣れてくるとタイプ別に分けることができ、「フォルムがオダギリジョーに似ているしょうががある」(桃子説)。1日目からずっと探していましたが今いち共感できず…。やはり熟練者は見る目が違いますね。

*葉しょうがを販売する時の注意
葉しょうがは乾燥に弱いので、露店で販売する時は必ず袋に入れる。


以上、関野家の研修報告でした(*^^*)