先週金曜日の準々決勝から日曜日の決勝まで関東学生のトーナメントを代々木第2体育館に見に行きました。
結果はご存知の通り、優勝が青山学院、準優勝が慶應、3位が筑波で4位が日大でした。
5位に入った東海大、7位の中央まで見て、現時点ではやはり青学と慶應が他のチームに比べて1歩抜けていますね。
青学は昨年荒尾が抜けてインサイド不在に苦しみましたが、延岡の永吉が入ったことで核ができた気がします。その上、アレックが昨年とは異なり(相変わらず速くもないし闘志が表には出てないですが)、4年生の自覚&永吉がいることで見違えるプレーをしています。辻がスターターになってちょっと気負っている感はありますが、橋本、比江島は今年も絶好調だし、昨年試合を経験しているメンバーが控えにいるので選手層も厚く、今のところ盤石です。
まだ、昨年のようなトランジッションの速さがないことは秋に向けての課題ですが、変なチームのいじくり方をしなければ秋のリーグ戦、インカレとも本命でしょう。
一方慶應は、大黒柱の小林が抜けた分をどう埋めるのかが気になってましたが、家治が別人のような素晴らしいシューターに変貌しており、かつトランジッションでも常に先頭を走るなど安定したスターターに成長しました。もちろん、絶対的ガード二ノ宮、守護神岩下、オールラウンダー酒井の4年生トリオも健在で、洛南出身の蛯名が1年生とは思えない体の強さを見せて、決勝前半まではチームとして素晴らしい戦いでした。
3ピリに青学の激しいディフェンスから二ノ宮が孤立。家治、蛯名、矢島の経験不足とファールトラブルで、一気に差をつけられ勝負がついた感じです(4ピリは練習で見れなかったのですが、3ピリの流れのままだったようです)。
秋に向けて、1年生の成長が出てくれば、十分狙えるでしょう。ただし今年はゲーム数が4つ増えるので、やはり8人ぐらいで回せるようなチーム作りとメンタルコントロールがカギですね。
筑波、日大、東海、中央はまだ未完成な部分が多いので、このトーナメントの結果で出た問題点を修正していけば、秋は面白いゲームができる可能性が残っていると思います。日大と東海はブレークスルーが必要ですね。それなりにチームの戦い方を固めて臨んだと思いますが、通用しない部分も明らかになったはず。精度を上げるだけでは苦しい戦いになりそうです。筑波は本井・加納のコンビをうまく使いながら組み立てていけば秋にはパワーアップしそう。中央はセンター不在の中、この弱点をどうカバーしていく戦略をとるのかが見ものですね。
ちなみに1年生では青学の永吉と東海の田中が素晴らしいです。田中は1年生とは思えない体の強さと度胸を持っており、すでに東海のエースにすらなる風格を備えてます。今後に注目です。慶應の蛯名も秋にはさらに成長しそう。二ノ宮が抜けたらPGとしても機能するぐらいのプレーですね。
秋がまた楽しみです。