久しぶりに(というよりこういうオーケストラはモノゴコロがついてから初めてだと思う。過去に行った記憶がない。)コンサートに行ってきました。東京ニューシティ管弦楽団ですね。

自分はピアノをはじめてもう10年目ですが、いかんせん生のオーケストラに触れる機会はめったに無いので、聞きに行きました。

結論から言うと、けっこうよかったですね。とくにショパン。

プログラムはモーツァルトのフィガロの結婚序曲から始まり、ショパンのピアノ協奏曲第一番、休憩を挟んでチャイコフスキーの弦楽セレナーデハ長調となります。なんだかフィガロの結婚は「劇の序曲だ!」というより「このコンサートの序曲だ!」という感じでした。ショパンはメインディッシュといったところでしょうか。

こんな私が言うのもなんですが、「クラッシック?あの退屈で眠くなるやつか。興味ねぇ」という人に言いたいことがあります。それは、「CDだけ聞いてるから眠くなるんじゃないの?」ということですね。生の演奏はCDとは格が違います。一番よくあるのが、CDだと聞こえてない音が生の演奏でははっきりと聞こえるという点ですね。

実はショパンのピアノ協奏曲第一番はCDで数回聞いたことがありました。ただ、CDとかだと、クラッシック特有の小さい繊細な音が聞こえづらいんですね。生の演奏でピチカートしていたところがあったのですが、CDでは全然気づきませんでした。不思議ですよね。生だと、決してうるさいというわけではなく、でも小さく繊細な音もそんな音としてはっきり聞こえるんですね。

そうです、私は、CDだけ聞いてると眠くなる理由は、「CDだと小さく繊細な音が聞こえづらくて、無音状態に近いような時間が長く続くから」だと主張したいんですね。

さて、今回行ったコンサートのテーマは「音楽をもっと身近に」だったのですが、客のほとんどがいかにもクラッシック好きそうなおばちゃん、おじちゃんだらけでした。せっかく「のだめ」で知名度を得たのだからもう少し若い人がいてもいいかなぁと感じもしました。

次は違う楽団のコンサートも聞きに行きたいなぁ、でも時間がないヨォ(T_T)