研修講師って、なんだかすごい人を想像しませんか?
いろんなことを知っていて、先生ができるくらいだから凄いビジネスマンなのだろう、と。
それ、誤解です。笑
いや、もちろんすごい人もいますよ?
研修講師として目の前に立ったとき、キラキラした経歴や実績を見たら
「すごい人だなぁ。勉強になるかも。」
と思う材料にはなりますよね。
ただし研修の効果が高いかどうかは別です。
当社の研修の場合、講師の個人的な失敗談を、わざと数多く話題に入れていきます。
なぜなら、他人の失敗談は心に残るから。
研修は、
「この先生、すごい!」
なんて思ってもらう必要性は1ミリも無くて、どれだけの言葉を受講生の心に残せるかが研修効果の高低を決めるんですね。
すごい人の話を聞きたければ、いくらでも芸能人やスポーツ選手の話は聞けるわけで、それはそれで素敵な体験ですが、当社の分野ではありません。
当社の狙いは、受講生の行動を変えること
これだけです。
ならば、受講生の心に残る言葉をいくつ差し込めるか、で勝負です。
それはもう、私が講師をする場合は「しくじり」の話題のオンパレードですよ。笑
企業で人事を長年やってきましたが、当然ながら失敗もあるわけです。
仕事だけじゃなくて、プライベートでも、ね。
そんな話のほうが、聞きやすくないですか?
「こうやったら失敗した」
という話は、擬似的、間接的に失敗を経験できるわけで、そこから学ぶことが容易なのです。
人間、成功体験よりも失敗体験から学ぶことがはるかに多いんです。
「なるほどなぁ、そんな失敗もしたんだ。ふむふむ、それで?」
そう思ってくれたら、大成功です。
研修は、講師がいいカッコする場ではなくて、むしろ笑いのネタにしてもらえればいいわけですからね。
ですから、講師の威厳など当社の講師は全く意識しません。
むしろ、軽快な語りの中に失敗を散りばめ、知識と同時に受講生の行動の変革を狙います。
高い研修費用を使うなら、高い効果を狙いたいものです。
当社には、偉い研修講師はいませんが、しくじり先生がいます。
心に残る研修は、一度お問い合わせください。
毎年のセクハラ・パワハラ防止研修、あるいは管理職研修、営業研修、新人研修、キャリア研修、評価者研修など、官公庁、自治体、上場企業から中小企業までご利用いただいております。
株式会社チームグリーン
代表取締役 前田智宏