先々週は、BC州日本語教育振興会主催の「お話発表会」がありました。
バンクーバー近郊の各日本語学校から数名ずつの代表者が出て思い思いのトピックでお話します。
保護者、関係者など200名近くの前でのお話するのです。
一応暗記しておかなければいけません。
私も会長をしていた時代には、ステージの上で会長挨拶をしていましたが、なかなか緊張するものです。
6歳から17歳までの日本語を学習する生徒たちが、堂々とスピーチをしました。
このようにして、彼らは場数を踏んでいくのでしょうね。
先週は、ケヴィンレイノルズ君が出場した日本語弁論大会がありました。
スキルも内容も、大人バージョンですが、こちらも皆さん立派なものです。
BCの代表者は、カナダ大会に出て、世界大会に進むのです。
そして、同じく先週、私の住むコキットラムという町の とある小学校の5年生のクラスでひっそりと生徒たちによるスピーチがありました。そこで、なんと 僕の愛するムスコちゃんがクラスの代表に選ばれたそうなのです。
でも、肝心のムスコちゃんからは何も聞かされておらず、「スピーチうまくいった?」と聞いても、「うーん。よかったよー。」しか聞いていませんでした。
どうやら、クラスの代表は、学校の全生徒の前でやらなくてはいけないらしく、辞退したそうなのです。きっと、僕や嫁さんのに言ったら、ムリにでも出場するように言われるから黙っていたようです。
クラスメートのお母さんに、ウチの嫁さんが聞くまで、全く知りませんでした。
実は、ウチは両親とも日本人で、家でも日本語なのでムスコちゃんの英語に関しては夫婦で心配しておりました。僕の学校では、日本語学校と地元の学生向けの塾もやっているので、5歳からずっと英語と数学を自分のところで勉強させていますが、どうしても英語が弱くて、よその英語教室にも週2で通わせています。
それでも、現地の子どもに比べると、英語(特にスピーキング)が気になっていました。
そんな中での、このスピーチでの高評価は、とっても嬉しいものでした。
全校生徒の前でスピーチするなんて、今のムスコちゃんには、あまりにもハードなものだとは思いますので、何も知らないふりをしていますが、ちゃんと彼の話が聞いている人に伝わったということが何よりうれしいのです。
スピーチも、フィギュアスケートも本番は、たったの一回。
その一回のために、みんな、とてもたくさん努力しているんですよね。
自分のムスコちゃんも、何日も、朝から晩まで。人がシャワーを浴びてる横で。朝の寝起きにベッドの横に来て。何回も何回も練習していました。
みんな、形は違えど、同じようにがんばっているんですね。
私も、もちろん自分自身も努力を惜しまず。
そして、人を見るときも、その裏にある、がんばりを見つめて、人を尊敬して接したいと思います。