八丈町「防災の日」スペシャル
〜八丈町 × 阿南市 × 女川町〜
昭和50年10月5日台風13号の直撃により甚大な被害を受けた教訓を活かしていくために八丈町では、10月5日を「防災の日」としています。近年の様々な自然災害を踏まえ、「自らの命は自らで守る・自助」の意識向上を目的とした普及啓発事業を八丈町と八丈支庁が共同で実施いたします。
八丈町のパートナーシティとして野球などの交流をしている徳島県阿南市は2014年に台風の大雨災害に見舞われ、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町の復興支援の一助につなげるため、阿南市の呼びかけで八丈町×阿南市×女川町3自治体のコラボによる防災イベント開催の運びとなりました。
阿南市・女川町の方々の体験による防災パネルディスカッションやドキュメンタリー映画「サンマとカタール~女川につながる人々~」上映、女川町の特産品の販売を予定しております。
10月5日「防災の日」は皆様お誘いあわせのうえ、会場へご来場ください。
【日 時】平成28年10月5日(水) 開場 午後0時30分~
第一部 午後1時~ / 第二部 午後2時~
【場 所】八丈町多目的ホール「おじゃれ」
【入場料】入場無料
〜内 容〜
<第一部>防災パネルディスカッション(午後1時〜)
女川町・阿南市の方や八高生をパネラーとして体験談など今後の防災を皆さんと考えます。
<第二部>映画「サンマとカタール~女川につながる人々~」上映(午後2時〜)
宮城県女川町の復興にかける人々を通じて、人間の底力を描き出す渾身のドキュメンタリー
「サンマとカタール~女川につながる人々~」
<作品紹介>
あまりにも多くを失ったマイナスからのスタート
カタールの援助が灯となった復興をゆだねられたのは若者達
泣いた、怒った、そして笑った!
荒れ野に芽吹いた小さな草が蕾をつけ
今、花開こうとしている
女川は流されたんじゃない
海の見える景色を残したまま新しい女川が誕生する!
女川復興の軌跡に迫る
宮城県女川町は牡鹿半島の付け根にある水産業の町。サンマの水揚げで有名だ。
石巻線の終着駅で、古くから天然の良港として栄えた美しい港町だった。
「あの日」までは…
この町の人々は、「あの日」2011年3月11日を何十年も何百年も語り継いでいくことになるだろう。住民の1割近くが犠牲となり、8割以上が住まいを失った。被災した全ての市町村の中でも、人口比では最も激烈な被害を蒙った町である。町の中心部は根こそぎ津波にのまれ、失うものは何もなくなった。
そんな絶望から、人はどうやって立ち上がるのだろう…。
最初の希望は、中東の国カタールによってもたらされた。古くは漁業で栄えたカタールは、震災直後に基金を設置し津波対応を施した冷凍冷蔵施設「マスカー」を建設。そして、小さな町だからできる独創的な発想と素早い行動、5年たった今でも寝る間を惜しんで復興にかける若きリーダーたち、その仲間が生み出す波及効果。人々の輪は町を飛び越え広がっていく。
女川は今、復興のトップランナーと呼ばれる。
震災前よりレベルアップした町づくり、そこに至る苦悩と喜びを見つめていく。
(「サンマとカタール~女川につながる人々~」公式サイトより)
ドキュメンタリー映画「サンマとカタール~女川つながる人々」PV
ドキュメンタリー映画「サンマとカタール~女川つながる人々」予告編
Documentary Movie "Beyond the Tsunami - Hearts Connected" PV
八丈島女川復興支援有志の会による女川復興支援
サンマまつり
八丈町庁舎広場にて八丈島女川復興支援有志の会による女川復興支援「サンマまつり」も予定しています。
焼きサンマの販売など売り上げの一部を女川町に寄附します。
焼きサンマ 1本 200円 (※いずれも一人5本まで)
(第一部・第二部参加の方は1本100円になります)
焼きサンマ以外にも、女川特産品「リアスの詩(さんま昆布巻き)」などの物販あり!
【お問い合わせ】 八丈町総務課 庶務係 TEL:04996-2-1121