南の風 浮力3 ~隊長の潜水日誌~ -9ページ目

先輩

若輩者が、偉そうに、

鮨屋のカウンターに座った。

一人のときに、フラッと立ち寄るお店。


この鮨屋で必ず会う先輩がいる。

先輩とはいえ、20歳以上離れており、

現役時代を共にした事はない。


あと身長が10センチあれば、

間違いなく、JAPANと言われたほどの

逸材であったらしい。


そして、やっぱり今回も現れた。


「こんばんは。ご無沙汰してます」

(当然起立)

「おう、元気か」「はい」

(この間にお辞儀を10回以上はしてる)

「何飲んでだ」

「焼酎っす」

「生ビール、二つ!」

(俺の答え聞いてねー)


「いいか、男ってのは・・・!」

熱い、それは熱いお話をひたすら聞く。


語りがひと段落すると、

先輩お気に入りの「洋酒」をロックで頂く。

これがまた、独特の臭いと味。

「これ、うまいだろ!」。

「美味しいっす」。

(なんじゃこら~。うぇ!)


やっとボトルが空になる。

「また飲もうな」

「お願いします」

「じゃあな、おれまだ飲むから」

「お先に失礼します」

(まだ飲むんだ・・・・)


無事に解放される。


お店の方も、好き。

ここの、鮨も好き。

大好きな先輩に会いたくなったら、

また行こう。






物を大切に

小学校低学年の時の担任の先生は、

泣こうが、叫ぼうが、食べ終わるまで、

絶対に許してくれなかった。


体育会系は、種目や競技にもよるが、

「食べるのも練習」である。

泣きながら、食べている仲間もいた。


幸いにも、私は、食べる事に関しては、

決して苦手ではなかったので、

泣くことはなかった。


逆に、今は減らすことに、泣いている。


12.4キログラム。

日本人1人が1カ月あたりに、

廃棄する食量だそうだ。


東京で

「おいしく食べるの科学展」という催しが、

3月22日まで開催されている。


子どもを連れて、どうしても

見に行きたい。

親もしっかり勉強しなければ。

http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/food/


12.4キログラムと言えば!

昨年体にストックした食糧とほぼ同じだ!!


早く除去しないと、

浮いてばかりで、

潜れなくなってしまう・・・。



公・個・私


今夜は、敬愛する親分が「講話」ということで、

仕事もそこそこに出かけた。


心配していた、T-トルも、それらしく動いていた。

逆にS郎は、大遅刻を演じていた。


いよいよ親分の講話が始まった。

会場の空気がピリッと切り替わった。


淡々と、時には熱っぽく語ってくれた。

短い時間だったけど、刺激をもらった。


自己実現。

その先の、自己超越。


公・個・私。

どれもダメだ。

どこから、手を付けるかな。


また、親分と潜りたい。

厳密に言うと、

今度は一緒に・・・かな。


今度の”祭り”が、

愉しみだ。




雨と酒

今日は、雨降り。


その昔、まだまだ若いころ、


「明日は雨だから、現場ダメだな!」とか言って、


明け方まで仲間と飲んだ。


小鳥の鳴く声で目を覚ました時の衝撃。


「なんで晴れてんの~!!!」


あれから年を重ね、どうかというと。


天気など、何の関係もなく、


次の日が、仕事であろうと、


「飲んでいる」。


酒が強くなったわけでもない。


飲む量をセーブしているわけでもない。


ただ単に「あつかましく」なっただけだ。


雨が降ると、いつも、


あの衝撃を思い出す。


「晴耕雨読」。


今日は、芋焼酎にするか!



読書

このところ何日か体調を崩しており、

アルコールを摂取していない。

飲まない日の夕飯は、10分もあれば終わる。


床についても寝付けないので、本を読む。

読むつもりで買ったけど、

未読の本が数冊あったのでこの機会に。


家で普通に寝るときでも、就寝前には、いつも本を読む。

しかし、こんなに集中できる事は滅多にない。


新しく出会う作家の本。

わくわくして読み進む。


つっかかる。

「読めない漢字」が沢山出てくる。

漢字には強いほうだと思っていたが。

それにしても多い。

漢字が読めないだけで、

その一字が理解できないだけで、

作者の気持ちや、主人公の意図がわからない。


己の未熟さを知る。


やっぱり、本は素晴らしい。