この時期に大切にしたいこと
・バスケットを好きにさせること
・シュートの瞬間にインパクトを加えない、バスケットボールの特性を体感させること
・基本をしっかり身につけること
ミニバスケットボールを始めた子どもたちが、一番最初にできるようになりたいこと、それはシュートでしょう。そこで、初めて練習に来た日には、シュートの練習をします。シュートにもいろいろありますが、私はまずレイアップシュートの練習をさせます。
Ⅰ シュートの練習
ⅰ)レイアップシュート
①片手でボールを真上にあげて、その手でボールを捕る練習
(ちょうどトスアップしたボールを捕る感じです)すると最初はまっすぐ上に上がらず、捕れなかったボールが、15分ぐらいで上にあげられるようになって自分で捕れるようになります。
②壁に柔らかくボールを当てる練習
体育館の壁に、図のように優しくボールを当てます。「キュッ」と音がするようになるといいです。
③コーチがボールを持ってあげて、走りながらボールを取ってシュートをする練習
図の赤丸の印にボールを柔らかく当てる練習をさせます。放っておくと子どもたちはゴールに入れようとしますが、ゴールをねらうとボールはリングにはじかれてしまいますから要注意です。
また、この段階ではステップをちゃんと踏めるかが大事になってきますので、 「ボールを捕って右・左」のステップを意識させながらやります。走るコースは、下の図のようになります。はじめのうちは走るコースは指示せずに、ボールを持ったコーチが立つ位置で調節します。
また、走り込むときにカーブしながら行くように声かけをしたり、必要に応じてカラーコーンを置いたりします。
そして、様子を見ながら、ボールを手渡しから軽いトス、そしてパスへとつなげていきます。
※5年生ぐらいだと、片手でのレイアップシュートができる子が多いような気がしますが、4年生以下では、片手でレイアップをするのはちょっと難しいようです。
片手でできない子は、最初は両手で持ってもいいから、とにかくシュートの瞬間にボールを手前に引く感覚を身につけさせるといいと思います。
Ⅱボールの扱い方
ⅰ)ボールの持ち方
・両手の親指と人差し指で、三角形を作るつもりで。
・ボールを身体の周りで回せるようになる。
・ボールを足の周りで8の字で回せるようになる。
ⅱ)パスの仕方
①チェストパス
・両手をまっすぐ、相手の胸に向かって出すようにする。
・ボールを出したあと、手のひらが外に向くようにする。(「前へならえ」にならないように)
②バウンズパス
・両手を、自分と相手の3分の2くらいのところに向けて出す。(床にたたきつけない)
→床にテープなどで的を作って練習するとよい。
・ボールを出したあと、手のひらが外に向くようにする。(「前へならえ」にならないように)
ⅲ)ドリブルの仕方
・床に打ち付けるように。
・前後、左右に動かせるように。
※ 子どもの投げる力の80%位で届く距離で練習する。
※ ボールを出したい方向にまっすぐ手を伸ばすようにする。