我が家に新しいメンバーがやってきました。

その子のことも、ご紹介したいんだけど、

今、色んな子たちのお世話に追われていて、

なかなかブログを書く時間がありません。

 

新しいメンバーのことは、また後日にでも。(笑)

 

今日、書きたいのはヌコのことです。

 

題名の通りです。

 

我が家は、覚えてくださっている方もいるかとは思いますが、

2年前の7月26日に、小さなはにわちゃんを、

神様にお返ししてから、外猫さんにはご縁がなく、

(いや、無くていいんだけどね・・・)

 

そして、今年は、長老の猫神様の姫ちゃんを、

20歳で送りだしてから、我が家にヌコさんと呼べる子は、

居候のチビビ(ニューハーフ6才)だけになってしまいました。

 

わたしは、元々が動物大好き、生き物大好きです。

 

色んな出会いや別れがあり、

今現在は、自分の年齢や体調も考慮し、

捨て猫や捨て犬にはなるべく関わらないスタンスで来ました。

 

若い時のように、なんとかなるさって、

こと小さい命に関しては、軽々しく思えないようになりました。

 

それでも、決して手助けしないということではなく、

極力、責任の持てない事はしないという、

自分の心の中の一線のような・・・そんなもので。

 

きっと、困っている子がいたら助けてしまうとは思うのですが、

私自身は、もう、これ以上はいいかなという気持ちもありーの、

なんだか、また叩かれそうですが・・・

 

はにちゃんが死んでしまった時も、本当に悲しかった。

 

外猫しろぽんが、来なくなったことも、

私の中で、後悔が残りました。

(しろぽん置き土産みたいに、チビビだけ残して去りましたが。)

 

羽菜ちゃんも亡くし、姫ちゃんも逝き、

ここ、3~2年くらいの自分はというと、

どうしたもんか?

小さい小さい命と関わることが多くなりました。

 

ハエに始まり、ヤモリがきたり、

今年の夏は、主に昆虫のレスキューばかりしていました。

 

秋が来て、最後だろうと思うこがねもんちゃんを送りだし、

嵐の夜に、カマキリの女子を拾いました。

(はなカマちゃんです。)

 

いつもだったら、お腹をいっぱいにしてやったら、

自然にリリースするのですが、

はなカマちゃんは違いました。

 

カマキリについても勉強しました。

(私は、出逢う種類、出逢う子たちの生態の勉強は必ずします。)

 

私が、リリースできなかった理由は、

はなカマちゃんが外来種だったからです。

 

私は、はなカマちゃんを自然に戻さずに、

我が家で、その一生の面倒をみることに決めました。

 

虫って、どの子も共通しているんですが、

その命が、ワンシーズンだけしか生きられないということです。

 

カマキリの一生も、春に生まれて、秋には死ぬという、

悲しくも短命な一生でした。

 

10月6日という羽菜ちゃんの命日に現れたカマキリは、

そこから3週間という時間を、我が家で過ごしました。

それは、それは、とっても楽しい時間でした。

 

命の終焉を迎える時は、はっきりとわかりました。

 

それでも、私は最後までサポートすべく、

エネルギーを送ったり、生はちみつを舐めさせたりして、

はなカマちゃんの最期の数日を見守りました。

 

不思議なことに、

死んだ・・・と思ったはなカマちゃんは、

二度ほど、生蜂蜜と、私の手の平の中で、

息を吹き返しました。

 

その時、私は、「外来種」について、

とても、悩み、これまでにないくらい考えもしました。

 

実は、一度そのまま放してもいいと思い、

やはり自然の中で命を終えるべきだと思った私は、

外で一旦はなカマちゃんを放します。

 

だけど、驚いたことに、そのカマキリは、

私の差し伸べた手の中に、自ら戻ってきたのです。

 

はなカマちゃんとの生活は、驚きの連続でした。

 

やもりの時も同じように感じたのですが、

カマキリを、こんなにも愛おしく可愛いと感じたのは

初めてでした。

 

カマキリのことを書き出したら、

また、いつものように長くなってしまいそうなので、

この辺で、また改めてはなカマちゃんの事は書かせてください。

 

やはり、3度目の奇跡は起こりませんでした。

命には、限りがあるのです。

終わりは、必ず、やってくるのです。

でも、その時、私は強く思いました。

 

「命」とは、人も犬猫も、昆虫も、みな同じであるということ。

 

カマキリの命が終わる様を、

見守りながら思いました。

 

最後は、みんな同じように命の終わりを迎えるんだと。

 

(あっ、またなんで話が戻ってるの?苦笑)

 

カマキリのことも、実はすごく書きたいことが沢山あるの。

 

でも、本当に楽しい暮らしでした。

 

私、小さい命たちと関わり、時にはお世話をさせてもらいながら

思ったことは、自分は修行中なんだということです。

 

修行というか、修練と言うか、リハビリというか・・・

 

とにかく、自分には必要な作業で、必要な時間なのだ。

と、思いました。

 

はなカマちゃんを送り出したら、

今度は、水生生物にはまっちゃって。

 

メダカをなんでか?迎え、

また、どうしたもんか?

そのメダカが、バカみたいに卵を産み、

今度は、その卵を守るために必死に世話したり、

初めてメダカの赤ちゃんなるものを目にしたり、

そうなったら、私・・・どこまでも完璧に・・・やりますの。(笑)

 

今では、水槽が目の前に並んでいます。(爆)

毎日のお世話にも、もう慣れました。

 

今は、赤ちゃんメダカが、

30匹を超えるほど生まれています。(どんだけぇ~~~)

 

そんな暮らしを続けてきた私ですが、

ぬぅわんと!(本題です。)今頃かっ!

 

2年ぶりに、我が家に入ってきた猫さんがおりまして・・・

 

それは、10月の31日のことでした。

 

外のベンチの上に敷いていた座布団が、

ここ最近、なんでか?大層汚れているんです、奥さんっ!

不思議に思っておりました。

 

その汚れが、まさか・・・ヌコさんがつけたものだったとは。(笑)

 

その薄汚れたヌコさんが、眠っていたんです。(爆)

 

不覚にも、猫の姿を見た時は、大喜びしてしまいました。

 

そして、いそいそと、姫ちゃんの遺品となった

レトルトを開けてやる私。

 

窓を開けたら逃げるヌコ。

(チッ・・・全然慣れてねー野良じゃねーか。)

 

でも、私がごはんを入れてる姿を、ジッと見てる。

 

入れ終わって、窓を閉めたら、走りよるヌコさん。

 

そういうことで、窓ガラス越しの写真で、ごめんなすって~~~

 

ガラス越しに写る沢山の顔に、

気付いた人は、いるかしら?

凄いわね、この数・・・

みんな、このヌコさんを守っているのかしら?

 

目と目が合う。

久しぶりの入りヌコさんは、おまえさんかい?

 

 

少し、やさぐれた不信感満載の野良ヌコさんね。

 

そんな心配せんで。

取って、食いはせんからさ。

 

なんだか、体調が悪そうな猫さんだわ。

 

カラーで覗いているゴールデンもいたりして・・・のんちゃんかしら?モモかしら?

その時、家の中では、

ヌコさんの存在に気付いたクマンちゃんが、

右往左往しているのでありました。

(んまぁ~~~沢山、色んな動物が写り込んでいること。)

 

 

「ママ、お願い。あの子助けてやって・・・」

「家も食べるものもないんだって・・・」

 

出たなぁ~~~クマンちゃんめ。

2年ぶりの猫助け頼みかっ!

 

 

なんだか、

神様に試されているような気がする。

 

それから、

9日が過ぎました。

 

このヌコさん、

毎晩22時になったら、我が家に来て、

眠ってごはん食べて、

朝6時前にはいなくなります。

 

が、

 

どうしたもんか?

 

今日は、まだいるんです。(爆)

今度は、しろポンが乗っていたテーブルの上にいます。

 

もしかして、

今日、クマン地方が雨になるって、

天気予報知ってるのかな?

 

不思議なヌコさんのお話は、

このヌコさんが我が家に通ってくる間、

続きます。

 

久しぶりの入りヌコさんですから、

心してお世話したいと思います。

(少しは、チーム・クマンもお金持ちになれるでしょうか?ニヤニヤ

これ、書いた途端に、今、電気がぁ~フラッシュしたぁ~~~滝汗

ごめんなさいaya、ごめんなさいayaあせる、もう言いません。

 

 

ちなみに、

柴犬パパが、

突然、このヌコに、

「きじお」と、命名しました。

(何かに、憑りつかれてんのか?)

 

もしかして・・・

カブちゃんも関わっているのでしょうか?(笑)

 

 

つづく。