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日刊少年こりゃたまラン! vol.042.195

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日刊少年こりゃたまラン!-tamaran-vol42.195


走りきるためのランニング語録


殺されるために走るのだ。
 
本日のゲスト
素朴な牧人の青年

メロス


今日のラン占い★
「お兄ちゃん、なにしてるの?」
おれが振り返ると四、五歳くらいの男の子がいた。
「交通整理」アルバイトで。
「ぼうやこそこんな時間にひとり? おうちの人は?」
「ぶう、うるさいなぁ。こうつうせいりってなに?」
冗談でいってみた。「世界の平和を守ってるんだよ」
「うそ! じゃあ仮面ライダー的な?」
「そう、
仮面ライダー的な」
「すげえね
お兄ちゃん! でも、背中にジッパーついてないじゃん」
「ジッパー?」
「そう、ジッパー。ヒーローショーんときライダーみんなついてたよ。
お兄ちゃんついてないの? つけてあげよっか?」
「つける? どういうこと? そんなことできるの?」
「うん、できるよ。手、出してみなよ」
いわれるままに手を出した。
彼が触れると本当にてのひらにジッパーができた。
「うそだろこれ。開いても大丈夫なのか?」
「大丈夫だよ」
ジッパーを開くと、てのひらの中が見えた。
おれは思い切っていってみた。
「お兄ちゃん、今悩んでいることがあって、
自分の本当の気持ち、心を見てみたいんだ。
バカみたいだけど、
そんなことってできるのか?」
「たぶんできるよ。でも、心ってどこにあるの?」
「この辺と思う」僕は胸を指差した。
「わかった」といって彼は胸にジッパーを作り、
「お兄ちゃん、あったよ!」と、心を取り出す。
「ありがとう」笑顔をつくって受け取る。
もやもやとしていて形のない形。これではよくわからない。
思いついて聞いてみた。
「これにジッパーをつけたらどうなるの?」
「う~ん、わかんない。やってみようか?」
あ、と思い、おれはいった。
「ううん、やっぱりいいや」
「なんで?」と彼はいう。
「ぼうやはまだ見ないほうがいい」


まだまだ発展途上の人もどき。
つらいときはつらいでいい。
新しい太陽を待とう!

ラッキーアイテム

モンブラン
[栗をふんだんに使ったケーキ。
名前の由来はアルプスのモンブラン。
フランス語で「白い山」の意味]


ネクスト★ラン
とくしまマラソン2010
4月25日[日] 9時 START
自分伝説まで、あと78日。