受診には、母親である私自身が、一番大きな抵抗を感じていたのだと思います。

私は、以前、精神科で勤務していましたから、受診することで、何がなされるのか十分に想像がつきましたたから、あまり効果を期待していませんでした。

 

でも、私が勤務していたのは20年も前の事でしたから、きっと、進歩しているから何か、いいアドバイスがもらえるかもしれないと、微かな希望をいだきました。

受診をすると、予想通りこれまでの経緯・家族関係を色々と聞かれました。

 

そして、娘には安定剤が処方されました。

たいして強い薬でもありませんでしたが、内心、処方には大きな抵抗がありました。

 

精神薬を、長期服用した人達に起こる、様々な副作用を良く知っていて、見てきたからです。

それでも、そんな事は言っていられない状況でした。

 

医師は、私たち親子の話を聞きながら、関係を観察しているといった感じでした職業柄、私がそう感じただけなのかもしれませんが…観察されることの不快を、この時初めて味わいました。

 

それは、いつも、私が仕事の時に、当然・役割だと思ってやっている事でした。

病気の人をケア・良い事をしている意識が、それまではありました。

 

ココから、後々…看護師しての私の在り方は、大きく変化していきました。