こんにちわ。CUTTING EDGEの高橋広樹です。
相変わらず仕事とは関係のないお話です。
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日本には英語をカタカナで表す。
それは生まれた時から決まってるから、それが当たり前だと思って使っている。
この「当たり前」って事が、世の中実は「当たり前」じゃない事が結構たくさんあるのである。
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幼少の頃からアメリカンプロレスに魅了され、1996年に初めて渡米してから、今までの「当たり前が」大きく覆された。
学校の勉強をサボり、映画は字幕頼りだった俺が知っている英語は、今まで触れてきたカタカナのみ。
カタカナで表記されているものは全て英語だと信じ、それをそのまま口にすれば通じると思っていた。
ところが、ほとんど通じない。
問題は「発音」だけでもないのだ。
ちょっと前に流行った「PPAP」。
決して「ペンパイナップルアップルペン」とは言わない。
アップルはアッポーなのだ。
もちろんアメリカでも「アップル」なんて言うより「アッポー」って言った方が通じる。
じゃぁなぜ「アッポー」と表記しないのだろうか。
他にもたくさんある。
俺が大好きなレスラー「ハルク・ホーガン」。
これ、そのまま言っても通じない。
今までハルク・ホーガンだと信じていたホーガンを無理矢理カタカナ表記するとすれば「ホゥク・ホーゲン」なのだ。
近年、グローバルな時代になり、英語に触れる機会もある為、そこんとこはどうにかなる。
ところが、カタカナには他にも罠が盛りだくさんなのだ。
もし「ドイツに行きたい!」と英語圏の人に言うとしよう。
その場合「I wanna go to ドイツ」と言っても通じないのだ。
なぜなら「ドイツ」はオランダ語。
英語では「ドイツ」は「ジャーマニー」。
その為、たくさんの変換が必要になる。
ドイツ→ジャーマニー→ジャーメニー。
もちろんほとんどの日本人はどっちの言葉も「ドイツ」だという事はわかると思うけど、知らない人にとってはカオスである。
オランダの印象派の画家だったゴッホをご存知だろうか。
色々な呼び名があるものの、日本で定着しているのは「ヴァン・ゴッホ」である。
ヴァン・ゴッホをアルファベットで書くと「Van Gogh」。
今度は何と「gh」を発音しないという荒技が必要になるのだ。
ヴァンに関しては、最初に下唇を上の歯に引っ掛けつつ「ヴァェン」と言わなければならないのだ。
それをカタカナにすると「ヴァェンゴォ」になる。
バンゴッホなんて跡形もないのである。
どちらかと言えば「番号」の方が近い。
カナダで出来たアメリカ人の友達とお酒の事について話していた時である。
ヤツは俺に「何の酒が好きなんだ?」と聞いて来た。
大してお酒が飲めない俺は、とりあえず知っているお酒である「ウォッカ」と答えた。
ウォッカ。
みなさんご存知「ウォッカ」。
出ました。
罠です。
彼は「?」と言った顔で何度も聞き直す。
俺は「だーかーらーウォッカだっつーの」と答え続ける。
実際のウォッカの綴りはこうだ。
「Vodka」
へい、ウォッカなんて読めないぜ。
まぁ、ロシアでは「ウォッカ」って読むのかもしれないけど、カタカナ=英語と信じている俺にはそんなのカンケーねぇ。
彼は言った。
「あ〜…ヴォカか!」
彼は歩くようなゼスチャーをしながら「ヒロキの好きな酒は『歩く人』かと思ったぜ!HAHAHA!」
「ウォーカー」
…なるほど。
んなわけあるかい!
もう今更なんだけど、これからみんなが世界に出る為にも、発音に沿ったカタカナ表記、または英語のものに関しては全面アルファベット表記を推進いたします。
みたいな。
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