中村です⭐️
写真は今日、ラグーナ蒲郡にできた「魚太郎」でバーベキューしてきた写真🤳
記事とは関係ありません✋
老人保健施設で働いていた時の話
ありがとね、お願いします、すみません
と、ちょっとした事でも入所者さんに言われてました。
それが私には、ものすごく違和感があって。
でも、逆の立場だったとして私も同じように言っていたのかもしれない。
ある時、
こんな所があるから、私たちはこんな所に入らなきゃいかなくなったんだ。
昔はこんな所はなかったんだから。
私は、親を死ぬまでみたんだ。
何で家に帰れないんだ。
そうだよね、お家に帰りたいよね
こんな所があるからって言われた時に、ハッ!っとしました。
普段は、ありがたいと言っていても、本音は家に帰りたい。
私にはそれはどうしてあげる事もできない。
外に出ることがあるとしたら、桜見学に近くの桜を見に行くくらいかな
散歩に行ってた時もあったけど、何ヶ月ぶりかくらいな。
ずっと室内にいるから、もちろん窓はあるけど
外は暑いのか寒いのか
天気はいいのか良くないのか
わからなくなっちゃう。
この方なら家でも生活できるんじゃないか、と思う方もいたし
もちろん、リハビリ目的もある事はわかっていたけど
“在宅生活に戻る事を目標”とは、到底思えなかった。
私は、家族に介護が必要な人がいるわけでもなく、身内の介護をしてきた事もないし
当事者であったことがない分、
私たちは仕事だから
って言ってたと思う。寂しい言葉。
もちろん仕事だから当たり前にする事でも、私は自分の祖父母だったら親だったらと思いながら接していた。
時には、「入所者に優しすぎるから甘えてくるんだ」「入所者と話をしてて、仕事をしない」と同僚から言われたことも。
それのどこがいけないの?言葉には出さなかったけど、その言葉を今も思い出す。
家族になかなか会えずに寂しかったり、身内で頼れる人が居なかったりしても、本当の家族にはなれないけど
あなたたちがいて良かった
って思ってもらえるチームにしていきたい
まだまだ発展途上中
現状に満足しないで、ずっと追及し続ける
私は、今の法人にこれて本当に良かったと思っています。