こんばんは、40歳にしてノニト・ドネアと同じ動きを目指すフィットネス&フィジカルトレーナー・櫻井です(独身・奥手)
今回は「睡眠時間と肥満の関係」について
近年の複数の研究によると、平均的な睡眠時間(7~8時間)の群に比べて、短い群(5~6時間)は体重および体脂肪率の増加が有意に大きくなることがわかりました
なぜ睡眠不足は肥満の増加と関連するのでしょうか?
睡眠時は覚醒時に比べエネルギー消費が少ないので、この結果と矛盾してしまいます
一方近年の複数の研究から、「睡眠時間の短縮が、食欲調節に関わる内分泌系に強く影響する」ことが明らかになりました
短時間睡眠者は通常時間睡眠者に比べ、血中のグレリン(空腹感を亢進させるホルモン)濃度が高値を、レプチン(食欲抑制ホルモン)濃度が低値を示したのです!( ̄□ ̄;)!!
さらに実際の食事量に関しては、スナック菓子の摂取量が有意に増加したり、部分断眠の翌日のエネルギー摂取量が約20%増加した研究が報告されています
確かに夜中にPC作業していると何かつまみたくなりますな(また違うか?(^o^;))
昔から「睡眠時間は7~8時間ぐらいがカラダのために良い」と漠然と言われてきましたが、少なくとも肥満との関連に関しては正しかったワケですね
ダイエットに関しては「運動」「食事」の2本柱がテッパンでしたが、これからは「睡眠」にも配慮した指導が求められるようになるかもしれませんね(^_-)☆
7~8時間か・・・休みの日(あまり無いですが)でないとムリですな~(;^_^A
引用:日本トレーニング指導者協会機関誌第32号 P16-17 睡眠時間と肥満の関係 後藤一成(立命館大学スポーツ健康科学部准教授)