まいど!!
パーソナルトレーナーの金田知彦です。
先週、ストレス発散についてお伝えしました。
今日は、先週の補足となりますが、ストレス発散の手段の考え方について。
よくストレスコントロールには、瞑想やヨガ、ボディケアなどリラクゼーション系の方法が取り沙汰されてますが、これだけが全てではありません。
考え方としては、『右手が疲れたら、左手を使えば良い。』です。
『心が疲れたら、身体を使って発散させましょう。』
『身体が疲れたら、心を使って発散させましょう。』
『身体で発散』とは、ジョギング、ウォーキング、テニス、フットサルなどのスポーツや、フィトネスクラブでのトレーニングなどもそうです。
『脳で発散』とは、簡単にいうと、映画鑑賞、読書、芸術鑑賞、音楽鑑賞、絵画など身体が疲労せず、五感を使ってできる方法です。
ただ、ここで気をつけなければならないのが、試合で勝つ為に猛練習をしたり、次の日の生活に差し支えが出るくらいの疲労が残るまで身体を使ってしまう。
学術書などの難しい本を読んだり、仕事やストレスの原因に関わりのある事をする、激しいリズムや爆音で音楽を聞く、細かい字を書くなど、五感を通じて脳が疲れてしまう。
以上のような事になれば、何の意味もありません。
代わりに使った左手が疲れてしまっては意味がありません。
大切なのは、一時的にでもストレスの原因から心身を切り離すことです。
もちろん目標をもって、脳や身体を一生懸命スポーツや勉強に励むのも、ある意味ストレスコントロールの一つではあります。
まずは、ご自身が、身体的ストレスが高いのか、心的ストレスが高いのか、見極めてください。
単に、ストレス、ストレスと困ってても、何も解決しませんから。